月曜日の憂鬱を遠くまで吹っ飛ばしてくれるような楽曲を。
1977年にリリースされた、ヒデキの代表曲の1つ。3拍子と4拍子の繰り返しとなっており、演奏者にとって地味に難易度が高い曲らしい。子供の頃よくサビだけ歌っていた記憶が。その時は意味もわからず節が楽しくて歌っていたのだが、歌詞をよく読んでみると、彼女とは別れてしまったけどきっとまたいつかブーメランのように自分の元に戻って来るだろうという男の強がりや願いが見え隠れする少し切ない曲。作詞は昭和歌謡特集で目にしない日はない阿久悠。作曲は阿久悠が最も多くコンビを組んだ三木たかし。
リードボーカル : 澤田さん
まるでブーメランを投げたかのごとく躍動感あるタイトル画面、そしてこの飛翔音は上村さんが出している(はず) コマ割りも芸が細かい。
今のブーメランってこういう形なのね。なんとなく〝ヘ“ の字形のイメージだったわ。
渋い低音イケボの前奏から始まるのに、この出オチっぷりに何度見ても吹き出してしまう。
遠心力全開でぶん回すような熱唱が耳から離れない。パンチが効いたヒデキの歌い方が良く再現されていると感じる。
「ブーメラン! ブーメラン!!」
澤田さんの小指の噛みっぷり、あなたそれガリっとどころか小指砕けてますから。身体の抱き具合もポキっとどころか全身骨折しそうな勢い。
「痛いでしょう」が結石レベルで痛そうな草野さんと、まるで子供が怪我した時に向けるような表情を浮かべた野村さん。
「暑いでしょう」では真夏の炎天下、得意先回りから帰ってきたかごとくの草野さん。部長お疲れ様です!
間奏、加藤さんが歌い出した途端に一気に空気が変わる。
この動画は全体的にコミカルかつ暑苦しさ(褒めてる)が漂っているのだが、加藤さん周辺だけは終始涼しげで品の良さすら覚えるのが面白い。
何はともあれ、澤田さんが楽しそうにはっちゃけているのがなにより。
自宅の一室に夫(もしくはお父さん)が篭っていると思ったらブーメラン片手にノリノリで歌って踊っている…
と想像すると、なんか笑えてくる。
全身全力で楽しんでいる澤田さん大好き。
ご馳走さまでした!
にほんブログ村