1982年リリース。当時の岡村孝子と加藤晴子は名古屋の椙山女学園大学に通う現役女子大生デュオ。なおこの椙山女学園大学は名古屋では知らない人はいない名門女子大御三家のうちの一つ。(なお自分は最初この学校名を読めなかった…) 最初は「亜未夢」という漢字を当てていたものの、あまりに誤読が多かったためひらがな表記の「あみん」にしたらしい。


 

 リードボーカル:野村さん 
 ボーカルコーラス :  加藤さん
 
 効率化重視の一環で、CD音源を使用してため、良い音質が堪能できる本動画。

 前奏の物悲しくも美しいハーモニー。在宅勤務動画だからそれぞれ別撮りして後でMIXしているのだと思うが、あまりに息がぴったりで驚かされる。
 
 ゆるいサイドステップを踏む野村さん加藤さんの2人が昭和のアイドル感を上手く醸し出している。そんな野村さんの透き通るようなハイトーンボイス。控えめながらもそれにぴったり寄り添う加藤さん。

 メイン2人の美声にどうしても意識がいってしまいがちだが、一定のリズムを正確に刻み続ける上村さんの技術がすごい。そして大西さんのベースの響きも心地良い。

 実はリードボーカル時以外の澤田さんのコーラス曲で自分が一番好きなのが、この「待つわ」
 特に好きなのがサビに入る直前、澤田さんの一際響く低音。ぜひそこに注目して聴いて頂きたい。加えて、サビの野村さんのひときわ高音部分の下で響く澤田さんの低音があまりに美しくて、聴き入ってしまう。

 間奏での野村さんの仕草や表情が少女のように可愛らしくて「いやいや、スーツに眼鏡のおじさんだから冷静になれ」と自分で自分に突っ込んでしまう。そして澤田さんが声を張り上げるでもなく「素」で歌う低音が堪らない。
 
 スーツにメガネのおじさんが可憐で健気な女の子にしか見えなくなってくるという摩訶不思議現象を、ぜひ1人でも多くの人に体感して欲しい。
 
 見終わる頃には加藤さんの美声と野村さんのキュートさにメロメロになっていること間違いなし。
 
 最後深々とお辞儀をする2人に、こちらこそ良いものを聴かせて頂き本当にありがとうございました、と頭を下げたくなる。
 
 それにしてもこの曲ってこんなに重たい歌詞だったのね…
 
 ぶっちゃけ「振り向いてくれない相手をいつまでも待つ健気な私」をアピっても絶対振り向いて貰えないから、さっさと次の男みつけた方が建設的だよ? まだ若いんだからさ。 
 〜アラフィフおばさんからのアドバイス〜
 
 

フォローしてね

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村