太陽を抱く月（太陽を抱いた月）第17話

こんばんは

事務員さんです

今日は　“太陽を抱く月”　の17話のあらすじと感想です

活人署から帰るヤンミョン君（チョン・イル）は　“お前が罪人で巫女だから、私は嬉しい”　とウォル（ハン・ガイン）に言って帰りますが、途中男達とすれ違い、殺気を感じます

そしてウォルが、ヤンミョン君の言葉の意味を考えていると　“ヨヌ。ヨヌ”　と声がして、振り向くと殿下（キム・スヒョン）が現れます

ウォルは涙を浮かべ　“本当ですか？幻ではなく、本当に殿下なのですか？”　と言うと、殿下は　“幻ではない。本当にヨヌを訪ねて来たのだ。今頃気付くとは余の方こそバカだな”　と言い、泣き崩れるウォルを抱きしめます

（それを、殺気を感じ、戻って来たヤンミョン君が見ています

）

涙を浮かべながら、フラフラと帰るヤンミョン君の前に、ウン（ソン・ジェリム）が現れ　“静かに”　という仕草をし、ふと見ると刺客が現れます

ウンは刺客を倒し、急いで殿下の元に駆けつけます

すると、殿下とウォルは囲まれていて、ウンとヤンミョン君が立ち向かいます

しかし、ヤンミョン君は腕を斬られケガをします

そして、刺客達に殿下とウンは立ち向かい、ヤンミョン君はウォルを連れて逃げます

刺客達を倒したウンは　“危険が迫った時は、お嬢様を近くの小屋に（ヤンミョン君が）お連れする事に”　と言い、殿下と向かいます

しかし、小屋には二人の姿はなく、殿下は馬を走らせます

その頃、デヒョンは刺客から報告を受け　“何としても女（ウォル）を捕まえろ。そして、チャン氏（ノギョン）を始末しろ”　と言います

（ノギョンは、殿下から　“世子嬪殺害を主導した罪人で目撃者なので、事件が解決するまで、身を隠して呼ばれたら駆けつけろ”　と王命を言い渡されます

）
そしてノギョン（チュン・ミソン）は、ソル（ユン・スンア）とチャンシルを連れ移動しますが、ソルは途中で消えます

一方、宮殿に戻った殿下は　“今日、お忍びに出掛けた事は秘密にしろ”　とヒョンソン尚膳に言い　“ユン・デヒョン．．兄上”　と、怒りをあらわにします

その頃、ヤンミョン君とウォルは浄業院（ヤンミョン君の母親の所）に行き、母親の顔を見て気絶したヤンミョン君を、手当てします

ヤンミョン君の母親は、ウォルがヨヌだと気付き　“何故、いつまでも辛い恋心を抱き続けているのか．．”　と涙します

そして、庭で二人が話しているのを、ウンが聞いていますが、殿下には　“浄業院にもいなかった”　と報告します

しかし殿下は、突然ウンを風呂に連れて行き　“捜し回って疲れただろう。体を温めろ。お前の冷気が余に伝わるのは不忠だ。そして、余と兄上の間で悩むのは謀反であるぞ”　と言い　“ウン。お前に高い地位は与えられないが、一番大事にしている。だから苦しむな。お前の苦悩が伝わってくる”　と言います

そして朝、ヤンミョン君は目が覚め、ウォルを捜しに行きますが、母親と話している姿を見て安心します

それから散歩に出掛け、ウォルが　“いつからご存じでしたか？やはり、解憂石ですか？”　と聞くと、ヤンミョン君は　“気付かない訳がない。解憂石とはそなたに贈る為に私が名付けたものだ。そなた以外に知る者はいない”　と言い　“最後まで知らぬ振りをしたかった。そなたが戻って来て嬉しかったが、一方では事実を認めた瞬間、すべてが消えると思えた”　と言い、活人署に通うのが幸せだったと伝えます

ウォルは　“ウォルだった時もヨヌだった時も、いつも感謝していました。そして、いつも申し訳なかったです。それでも私は、ヤンミョン君様が望まれる返事を差し上げられません。別の人と出会って、必ず幸せになって下さい”　と言い、帰ろうとすると、ヤンミョン君は腕を掴み　“以前の人生では殿下のものだったから、せめてこれからは、私の側にいてくれないか？”　と聞きます

すると　“それはなりません”　と殿下が
現れ、ウォルの手を掴み　“ヨヌ嬢をお連れしろ”　と、ウンに言います

殿下は　“王の女と逃走するのは反逆です”　とヤンミョン君に言い、刀を渡し　“兄上に王の首を斬る機会を与えるのです。今、この場所で私の首を斬れば、兄上が王に君臨できます”　と言い、二人は刀を抜きます

そして、ヤンミョン君が殿下の首に刀を向けると、殿下は　“王になれば全てが手に入るとでも？”　と言いますが、ヤンミョン君は　“王になれば、少なくとも大逆罪は免れます”　と言います

殿下は　“では斬って下さい。早く首を斬るのです”　と叫びますが、ヤンミョン君は涙を浮かべ、背を向けます

すると殿下は　“今日、機会を逃したのは兄上です。もう二度と機会はありません”　と言います

そして、宮殿に戻った殿下はウォルに　“余は、そなたが望まぬのに連れて来たのか？”　と聞きます

ウォルが　“望まなかったと言えば返すのですか？私の心は殿下のものですのに、何が不安なのですか？”　と答えると、殿下はウォルを抱きしめ　“ヨヌ。ヨヌ”　と何度も名前を呼びます

（これからはウォルをヨヌに戻して書きまぁす

）

ヨヌは存在がバレない様、殿下の部屋の奥に隠れています

殿下は、ヨヌが本ばかり読み、相手にしてくれないので本に嫉妬し、奥の部屋に移動します

そして　“余は8年間、一度もよそ見しなかった”　と言いますが、ヨヌに　“毎晩、寝殿に来たウォルにときめきました”　と言われ、殿下は慌てますが　“ウォルはそなただ”　と言います

しかしヨヌは　“私ではなくウォルを想ったのですから、よそ見しました””と拗ねます

すると殿下は　“自分に嫉妬するとは面白い”　と笑い　“同じ女に二度も恋をした余も、まともではないな”　と言い、ヨヌにキスをします

その頃、デヒョンは大妃ユンに、ヨヌが生きている事を告げ、ヨヌとノギョンを殿下がかくまっていると話します

大妃ユンは、殿下の元に向かい、ウォルを助けた時に約束した、恩返し（頼み事）の話をします

そして　“ノギョンとウォルを捜し出して、私に引き渡して下さい”　と言います

それから　“8年前の件を先王が伏せたのには理由がある。殿下と殿下が大切にする人を守る為です”　と言います

そして、返事を聞く大妃ユンに殿下は　“捜すのに時間がかかるでしょう。私を信じてお待ち頂けるなら、必ず会わせますので、ご心配なく”　と答えますが、心で　“ただし、それは断罪の刑場になるでしょう。目撃者と被害者。そして加害者としてです”　と呟きます

その頃、途中で消えたソルはヨムに会いに行きます

（ソルと名付けたのは、ヨムみたいです

）

そして殿下は、大妃ユンの言葉を考えますが、密室に閉じ込めているヨヌを申し訳なく思い、散歩に誘います

その頃、ボギョンは悪夢を見て　“隠月閣の主が戻ったのだ。ヨヌが宮廷のどこかにいる”　と言い、スパイにした女官を呼ぶ様に言います

それから殿下は　“余は、そなたを苦しめた者たちを暴き出して断罪し、無実の者を復権させ、全てを元通りにする”　と言いますが、ヨヌは　“過去の事はお忘れ下さい。先王が真実を伏せられたのには理由があったはずです。殿下を信じていますが、殿下を傷つける真実が怖いのです。私は殿下の側にいられれば何も望みません”　と言います

すると殿下は、陽の当たらない隠し部屋の事を言いますが、ヨヌは　“太陽の側にいるので他の光は必要ありません”　と微笑みます