左様なら今晩は | 知らずに死ねぬ程のものではない

知らずに死ねぬ程のものではない

元映画暴食家最近はロコドルイベント通いがメインで、カメコのはしくれ。引退しても渡辺麻友推し。映画は時々観ている。最近は小説に挑戦している。

昨日、かなり久々に足を運んだシネマ尾道で『左様なら今晩は』を観た。

 

 

 

2022年に公開された、山本中学の同名マンガを映画化した作品。本作が長篇デビューだった高橋名月監督は、現在27歳である(撮影時25歳)。そして『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(2023)とTVドラマ『春になったら』(2024)の監督・穐山茉由との共同脚色。

 

同棲していた恋人に愛想つかされた平凡なサラリーマンの青年、陽平。その日の夜に突如、女の子の幽霊が出現する。陽平から“愛助”と付けられたこの幽霊との奇妙な共同生活が始まった。そんな筋立て。

 

乃木坂46の久保史緒里は、本作が映画デビューにして初主演であった。備後弁セリフでピュアな幽霊・愛助を可愛らしくちょっぴり切ないカンジで好演していた。久保は以後、大河ドラマ『どうする家康』(2023)では織田信長の娘・五徳役、『リバー、流れないでよ』(2023)では謎の女性・ヒサメ役、『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(2023)ではキャバ嬢の絢香役と、1作毎に存在感を見せているのは云うまでもない。

 

本作は尾道をオールロケしていて、今回足を運んだシネマ尾道が重要シーンで使用されたばかりか、支配人の河本清順氏の姿までちゃっかり映っていた。ラストは大林宣彦作品を意識したのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Ameba映画部