今月2日。イオンシネマ広島西風新都で『HELP/復讐島』を観た。
『死霊のはらわた』シリーズのサム・ライミ監督最新作。イマや『スパイダーマン』シリーズ等でビッグバジェット作品を撮る大御所になったが、その合間に『ギフト』(2000)や『スペル』(2009)といった原点回帰的なB級ホラーを撮っているのがサム・ライミ監督の良い所。
ストーリーはいたってシンプル。都会の会社の企画部に所属するヒロイン・リンダは出世まで大手であったが、会社の新CEOとなったブラッドリーの気まぐれにより出世を見送られた。ある日出張先に向かう飛行機が突然のエンジントラブルから海に不時着沈没し、リンダとブラッドリーの2人だけが無人島に漂流した。実はサバイバル技術を身に着けていたリンダとブルジョアな甘やかされた生活を送っていたブラッドリー。無人島での立場は逆転して行く。
女性社員リンダが理不尽な上司ブラッドリーに復讐する『半沢直樹』的なハナシかと思いきや、リンダの狂気に満ちたヤミ部分が明らかになってきて、リンダに精神的に追い詰められるブラッドリーがちょっとでも気の毒に思ってしまった。サム・ライミ監督、やはり一筋縄ではいかないな。
ところでリンダが『サバイバー』マニアという設定になっていたが、『サバイバー』はイマもシーズンを重ね続けている実在の人気リアリティ番組で、かつて日本版が2002年から1年間TBSで放映されたことがあった。ネプチューンが司会を担当していた日本版を一度だけ拝見したが、出場したある女性のキャラがあまりにも性悪過ぎて引いた記憶があったな。
サム・ライミ監督は次回作の構想を公表していて、なんと日本人初のハリウッドスター・早川雪洲を題材とした伝記映画を撮る予定とのこと。これは愉しみだが、かつて大島渚監督が早川雪洲とルドルフ・ヴァレンチノを主人公にしたハリウッド創世記を題材にした『ハリウッド・ゼン』をアメリカで撮ろうとして実現しなかったことがあったので、ちゃんと形になるまでは安心出来ないな。







































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































