化学・折れ線形と三角錐形と正四面体形と直線型の違い | 雑記

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ゆっくりしていってね

こんばんは。

英語がすでに終了のお知らせを食らっている状態です、誰か助けてw
さっそく自動詞と他動詞で詰んでますw

で、タイトル通り。K澤先生に具体的にどう違うのかを教えてもらったので気分転換がてら書きます。

まず、例を。
①直線型
二酸化炭素、酸素、フッ素など

②折れ線形

③三角錐形
アンモニア

④正四面体形
メタン

構造式・分子の形1.png


で、見分け方。
まず、電子式を書きます。

構造式・分子の形2.png

中心の元素の周りの電子対に注目します。
*二重結合、三重結合の部分もまとめて一本と数える。

構造式・分子の形3.png


こうなる。
で、この本数の数だけ、中心の元素から手が出ていると考えます。
結合の手やイオンはここではまったく関係ないです。誤解しがちなので注意。

そして、その手の先端がそれぞれほかの手と反発し合っていると考えます。(すべての手の先に同じ磁石がついているイメージ)

そうすると、手が2本のときは180度開き、3本のときは120度(3角形)、4本のときは90度…ではなく120度になります。

理由は単純で、立体的に考えてOKだからです。
(数学で、どんな3点も同一面上にあるが、4点だとそうならない、って習ったはず)

構造式・分子の形4.png
(*追記
厳密にはこの角度は正しくありませんが、まあこう考えておいて大丈夫です。)

この状態で、あとはHやOなどをくっつけていきます。
このときは、Hなどの手の数とかは考えなくてよいです。

①水の場合
Oの周りに電子対が4つあるので、手が4つあると考える。
そこにHを2つつける(手は余ってもよくて、この場合は手が2本余る)
そうしてできたものを見ると・・・折れ線形してますね。(使わない2つは見えないので無視)

②アンモニアの場合
Nの周りに電子対が4つあるので、手が4つあると考える。
そこにHを3つつける。
この場合、もともと手が4本あると仮定しているので、3角形型ではなく、3角錐型になる

③メタンの場合
Cの周りに電子対が4つあるので、その周りすべてにHをつける。
正四面体型になる。

こんなとこでしょうかね。
分からん場合は遠慮なく分からん!といってください。

練習問題
次の分子は何型か。
1.二酸化窒素
2.二塩化硫黄
3.三フッ化ホウ素
4.三酸化硫黄