今日は、晴れたのですが、8m/sから10m/s の北北西の強い風が吹いていました。
今日は三段壁で、和歌山県防災航空隊と白浜町消防本部との合同救助訓練が行われることになっていましたが、この風ですから、おそらく中止になると思っていました。
それでも、普段、実際の救助活動を見ていますが、こうしてSNSに投稿することが出来ませんから、三段壁まで見学に行って来ました。
三段壁に着き、暫くすると、訓練を実施するとのことでした。
ヘリコプターについては、現場に到着してから状況を判断して、救助活動を行うかどうか決定するとのことでした。
こちらの三段壁の展望台には、訓練を指揮される方々が来られていました。
今回の合同訓練を見学させていただき、危険を顧みず救助活動を行われる隊員の皆様に、これまで以上に敬服しました。
訓練の模様の写真は、沢山撮りましたが、その極々一部ですが、厳しい環境の中で行われた訓練の状況をご紹介したいと思います。
ちょっとよそ見をしている間に、崖の下の方に、要救助者と監視の方でしょうか下りていました。
要救助者の救助に向かうため、ロープを使って下りているところです。
人の姿が小さ過ぎますね。
でも、高さがでませんし、、、。
白い矢印の所に救助に向かう隊員がいます。
到着した隊員が、要救助者の症状をみているところです。
次の隊員が崖を下りて、要救助者の許に向かっているところです。
隊員の要請により、和歌山県の防災ヘリが三段壁に到着しました。
隊員が、りぺリングでヘリから要救助者の許へ。
白い矢印で示したのですが、分かりにくいですね。
この後、隊員の吊り上げ作業などがあり、その後、タンカーと思われるものを持った隊員がりぺリングで要救助者の許に向かいました。
慎重に吊り上げられました。
白い矢印の所にタンカーが有ります。
タンカーは、ヘリに収容されることなく、直ぐ近くの岸壁の上に運ばれ、降ろされました。
この後、隊員がヘリに吊り上げられヘリに乗り込みました。
白の矢印のところに吊り上げられる隊員がいます。
岸壁の上にいた隊員もヘリに吊り上げられ、ヘリに乗り込みました。
和歌山県の防災ヘリは、任務を終え、現場を離れました。
これで訓練は終りですが、この後も、ビックリするような撤収が行われました。
絶壁を命綱も着けずに、岩を伝って移動する隊員の皆さん。
この場合と違いますが、命綱を着けるよりも着けない方が事故は少ないようですね。
慎重かつ大胆に自分で自分の命を守りますから。
崖の形状から、反り返ってカスガイにつかまって移動する皆さん。
見ていてハラハラしました。
最後のお1人が三段壁洞窟に入るまで見学していました。
防災へりや消防本部の皆さんにお世話にならないよう、三段壁での転落事故を起こさない、起こさせないように、皆で気を付けたいと思います。