前日行われた、熊野三所神社例大祭の初祭、宵宮に続き、昨日、雨が降ったりやんだりする中で行われた、本祭の模様を blog up したいと思います。
本祭の行事は、町内を回る渡御と、熊野三所神社で行う神事、獅子舞の奉納があります。
コロナ前の本来の祭からかなり省略されていますが、徐々にコロナ前に戻りつつあり、大変嬉しく思っています。
熊野三所神社を出発した一行は、初祭の時と同じように、浜通りから銀座通りに入り、柳橋足湯の前を左に曲がって柳橋通り商店街を御幸通り方向に向かい、大当番方に向かいました。
右側が、柳橋足湯です。
大当番方に到着です。
早速、三頭奉納 ( 幣の舞を3回 ) が始まりました。
初祭の時は、五段の舞もあり、道路は通行止めにしましたが、本祭では、交通整理要員を配置して、通行止めは行いませんでした。
最後に大当番関係者の記念撮影が行われました。
一行は、大当番方で休憩の後、町内の渡御に出発しました。
一行が、円月島前の瀬戸海岸 ( 瀬戸の浦 ) にやって来ました。
いつもは、瀬戸漁港横の公園で潮岬方向の海に対する、豊漁と安全航海に対する感謝の意を表して三頭奉納の獅子舞を行うのですが、今回は、藤九郎神社に向かいました。
藤九郎神社に到着しました。
なお、藤九郎神社の謂れ等については、
→ こちら です。
藤九郎神社で行われた獅子舞の奉納です。
藤九郎神社での獅子舞の奉納の後、江津良海岸に向かいました。
いつもは、浜で、日の岬方向の海に向かって、豊漁と安全航海に対する感謝の意を表して獅子舞が行われ、ここで海をバックに撮る写真が一番好きですが、今年はコロナによる省略してありませんでした。
来年こそ、青空の下で見たいものです。
「 ホテル川久 」 前です。
一行が桟橋 ( 龍宮 ) に到着しました。
今回、交通整理に警察官が配置されたのは、ラストの御幸通りの渡御だけで、その他は祭の関係者によって行われました。
交通整理に当たる、祭の関係者の指示は明確で分かりやすく、その上、規制の後の挨拶 ( お礼 ) もしっかりされ感心しました。
トラブルもなく、大変スムーズに行われたのは、こうした裏方の整然とした態度、行動が大きな役割を果たしていると思います。
ここでは、竜宮に対する、豊漁と安全航海を感謝する獅子舞が行われました。
いつもは、桟橋で休憩・昼食となるのですが、今回は昼食をとることもなく、続けて渡御を行いました。
御幸通りを進む一行です。
本来であれば、渡御の途中で順に加わった町内会の御輿などで、長い長い行列となるのですが、今回はカットされました。
ですから、この直線を利用した丸公園への走り込みはありませんでした。
一行は、丸公園を通過して熊野三所神社へと向かいました。
神社の2番目の鳥居を潜る神輿です。
社務所前で、神社の総代が出迎えました。
予定通り、午後0時半頃に神輿が拝殿前に到着しました。
間もなくして、神事が行われました。
十二頭奉納が始まりました。
十二頭奉納は、幣の舞を12回連続で行います。
同時に、地主神社前では、六頭奉納が行われました。
六頭奉納は、幣の舞を連続6回行います。
動画です。
拝殿の中で行われていた獅子舞の奉納は、拝殿前に移されました。
動画です。
六頭の奉納も十二頭の奉納も無事終わりました。
その後、祭りの関係者が忠魂碑の前に行き、拝礼しました。
ここでの獅子舞は行われませんでした。
最後に、社務所前で、大当番さんらを前にして、三頭奉納が行われました。
三頭奉納は、幣の舞を連続3回行います。
動画です。
大当番などの関係者に、獅子舞を仕切って来た御船会の皆さんが挨拶をされ、大当番の方に感謝・繁栄を祈願する万歳が行われました。
今年は、コロナ禍故の省略の例大祭で、しかも雨降りだったことから、見に来られている人は少なく、ちょっと寂しかったのですが、仕方がありません。
来年こそ、コロナが落ち着き、本来の例大祭が行われることを切に願っています。
例大祭の関係者の皆様、大変お疲れ様でした。有難うございました。