危険極まりない三段壁崖下の釣り場 | 南紀白浜で暮らす

南紀白浜で暮らす

長年住み慣れた大阪から石垣島に移住。その後、2011年に南紀白浜に移住しました。
南紀白浜を中心とした素晴らしい景色や行事、アドベンチャーワールドのパンダなどの動物達のこと。
そして日々の生活、好きな旅行や海の中のことなどについてもご紹介したいと思います。

 

 

昨日のことですが、

最近、タイムラプス撮影が再燃し、

明け方、自宅から海の方を見ると、面白い雲が沢山出ていたので、三段壁に雲の流れをタイムラプス撮影しようと出掛けました。

 

ところが、面白い雲は、三段壁展望台の正面よりも左 ( 串本 ) 寄りで、三段壁の方には出ていませんでした。

 

 

 

それで、帰宅しようとしたところ、段々日が差して来た三段壁の下の方に釣り人が見えて来ました。

 

 

 

 

三段壁の展望台から写真を撮っていると、よく、観光客から聞かれます。

 

「 柵があって、柵から出れないのに、何故あんな所で釣りをしているのか。」

 

何処で魚釣りをするのも自由だとは思いますが、返答のしようがありません。何て答えて良いのか分かりません。

 

 

私自身も、崖下へ行く場所ルートは知りませんから、

あの場所に行くのは何処から行くのかなどと思いながら見ていると、

 

高い崖岩の縁に立って、ロープの先に括り付けたバケツに水を入れようとしていました。

見ていて、ヒヤヒヤしますね。ちょっと足を滑らしたら終いですから。

 

 

 

 

そして見ると、また1人釣り人がやって来て、崖の上を歩いていました。

 

この場所へは、立ち入り禁止の柵を越えて行かないと行けない場所です。

 

 

 

全体の写真を見るとお分かりいただけると思いますが、崖っぷちはこんなに高いところで、大変危険です。

 

 

 

そして、崖を下り始めました。

いつも釣り人が何人か来ているのは実際に何度も見ていますが、釣り場所に行くところは初めて見ました。

 

 

 

 

 

 

 

釣り人が、岩の割れ目を下りて行きました。

 

ロッククライミング並みです。

ロッククライミングをされる方は、ヘルメットを着用していますが、ヘルメットを着けていません。

 

それどころが、重い荷物を担いでいます。

慣れているかもしれませんが、見るからにお年寄りです。

危険極まりないですね。

 

 

 

 

 

 

1人が、平らになった崖上に到達すると、先ほどまで釣りをしていた人が崖を登り始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後から来た釣り人は、崖の平らになっている部分を進み、

 

 

 

今度は、先の崖よりも長い割れ目を下りて行きました。

 

 

 

 

 

 

見ていて、思わす、「 危ない 」 と叫びそうになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、重い荷物を背負って、片手にも荷物をもって、下の平らになっている崖の上に飛び降りました。

 

 

 

 

何歳か知りませんが、見るからにお年寄りなのに、凄いパワーです。

 

でも、決して褒められません。

一歩どころか、ちょっとした誤りでも転落します。

ヘルメットも被っていないわけですからよ、命が助かる可能性は無に等しいと思います。

 

 

 

改めてこうして見ても、この絶壁を重い荷物を持って下りたのですから、無茶な行動だと思います。

 

 

 

 

 

 

最初からいた、もう1人の釣り人が戻って来ました。

 

 

 

後から来た釣り人と同じようにして、崖を下りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三段壁の先の方には、3人目の釣り人が来ました。

 

 

 

長い竿を出して魚釣りが始まりました。

 

 

 

崖の上の方の釣り人のウキは、前にある横岩との中間くらいにあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

度々、崖の上から身を乗り出すようにしてロープの先に付けたバケツで水汲みをするので、見ている者は、本当にヒヤヒヤします。

 

 

 

 

三段壁の安全柵を乗り越えて立ち入り禁止場所に入り、そして断崖絶壁を、ヘルメットも被らずに、まるでロッククライミングをするようにしてて崖の下の方まで下り、魚釣りをする行為。それは極めて危険です。

 

釣り人自身に責任がある行為とはいえ、悲惨な事故が起きる前に何とかしなければならないと思い、当然のことながら、行政にも改善策をとっていただくようお願いをしました。