今日の南紀白浜の海水浴場の様子を先程 blog up しましたが、白良浜に行った時、水上オートバイの集まりの多さに唖然とするとともに、強い危機感を覚えました。
動画です。
ざっと数えて最大70台ありました。
四六時中白良浜に居るわけではありませんから分かりませんが、過去、白良浜でこんなに集まっている所を見たことがありません。
暫く見ていて、話をしてくれそうな方を探し、その方が一人になったところで問い掛けたところ、「 これまでは田辺て走っていた。」 とのことでした。
先日、 地方紙 紀伊民報 に、
白浜町の隣の田辺市の扇ヶ浜では、遊泳者の直ぐ近くを水上オートバイが走り回って重大事故につながる危険性が高いとのことで、田辺海上保安部を巻き込んで啓発活動を行ったことが記載されていました。
ですから、扇ヶ浜で遊べなくなった愛好者が、今日白浜に来たのではないかと推察されます。
現在は、海水浴場と水上オートバイが集まっている所とは積石、サメ除けネットなどで仕切られているので、海水浴場には入って来れませんが、白良浜海水浴場は、今月いっぱいで閉められます。
サメ除けネットなども取り外されます。
そうなると、これまでの例から、多くの水上オートバイが白良浜に入って来ることが十分予想されます。
白良浜は、海水浴場シーズンが終わったと言っても、遊泳禁止ではありませんから、9月いっぱいは自由に泳ぐことが出来ます。
確か、昨年も問題視したと思いますが、遊泳客と水上オートバイが接触しそうになり、見ていてヒヤヒヤします。
取り返しのつかない大きな事故が起きる危険性が十分あります。
幸い白良浜では、今のところ大事に至っていませんが、そうした事故の起きる前、サメ除けネットを取り除く前に、
水上オートバイの航行について、
何らかのルール作り、
都市公園条例の改正、
海上保安庁を巻き込んだ啓発活動
を行うなどして、何とか事故だけは防がなければなりません。
これを放置し、仮に事故が起きれば、事故を起こした本人のみならず、行政の責任問題にも発展しかねません。
私も免許を持っていますし、決して水上オートバイを否定するものではありませんが、適切な措置を施し、これからも事故のない明るく美しい南紀白浜であって欲しいと願っています。