瑠璃光霊泉の水 | 南紀白浜で暮らす

南紀白浜で暮らす

長年住み慣れた大阪から石垣島に移住。その後、2011年に南紀白浜に移住しました。
南紀白浜を中心とした素晴らしい景色や行事、アドベンチャーワールドのパンダなどの動物達のこと。
そして日々の生活、好きな旅行や海の中のことなどについてもご紹介したいと思います。


今日は、穏やかな良い天気でした。


しかし冷え込みが激しく、南紀白浜でも、今朝7時ごろには氷点下0.2度と、今冬の最低を記録しました。


今日は、今年最後の良い天気とのことでしたので、

本来でしたら、今日は、今年最後のシュノーケリングをしに、一人で串本に出掛ける予定で、水中でも撮すことのできるカメラのバッテリーの充電を昨夜からしていましたが、

この冷え込みにびびってしまい、取りやめてしまいました。


どうしても冬場の綺麗な透き通った海に入りたいので、

年が明けて、暖かい日に串本の海でシュノーケリングをしたいと思っています。



それで今日は、予定を変更し、同じ白浜町にある 『 富田の水 』 を汲みに出掛けてきました。


『 富田の水 』 は、水を売っているお店の前の看板が、

「 おいしさ世界最高水準 モンドセレクション 9年連続最高金賞受賞 国際最高品質賞3回受賞 」 と書いているように、とっても品質の良い水だそうです。


我が家では、味音痴なのか、水はどんな水でもOKですが、

好奇心から汲んできた「えびね温泉の水」、

その後汲んできた「龍神温泉の水」が無くなってきたことから、

今日、「富田の水」を汲みに行ったようなわけです。


それで、最初は、売っている「富田の水」を買う予定でしたが、

店の近くまで来たとき、

以前、地元の方から、「瑠璃光霊泉(るりこうれいせん)の水」は、薬にもなる良い水だ。汲んで置いていても半年は腐らない。」と聞いたことがあるのを想い出し、

予定を変更して、「富田の水」の販売所の前を更に山の奥へと進み、

「瑠璃光霊泉の水」を汲みに行きました。



「富田の水」の販売所を過ぎてからの山道の景色は、自然が一杯といった感じで、とても良い感じでした。


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「富田の水」の販売所から、舗装された細い道を約2キロ行くと、辺りがパッと開けたところが有ります。


このお堂が、南昌山 草堂禅寺の管理する、因幡薬師如来の分身(瑠璃光薬師如来)を奉じて祀ってあるお堂で、お堂のところに「瑠璃光霊泉の水」をいただく(汲む)所があります。


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お堂周辺の景色です。

道を隔てて小さな渓流があり、とても綺麗です。


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「お堂」です。


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「瑠璃光霊泉の水」です。


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お堂の下から湧き出る水は、長期の保存にも腐敗せず、うまい水として古くから薬水や飲み水などに使われてきたそうです。



「瑠璃光霊泉の水」の直ぐ横にある七福神です。


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瑠璃光霊泉」についてもう少し説明を加えますと、


立てられていた看板と、丁度水を汲みに来られていた、ご近所の方から聞いたお話によると、


この泉は、「中の河の湯」として知られ、胃腸病、皮膚病等に特効ありと伝えられており、昭和8年に草堂寺住職は、この泉を整備して、世の病苦に悩む人々を救うため、堂宇を建立し、加温のための風呂と宿泊所も設置して一般に公開したそうです。


当時は、細い山道でしたが、これを利用する人が絶えなかったそうです。


しかし、昭和18年に、未曾有の山火事にあい、ご本尊と堂宇は焼失をまぬがれたものの、その他の設備は、全部灰ととなってしまい、その後は、近くの住民が利用するだけだったそうです。


そして、昭和55年に、塩津山無線中継所の建設に伴い、林道が整備されたことから再び脚光を浴びることとなり、堂宇を改築して今日に至っているということです。


なお、ここの水は無料ですが、御浄財として、その人の気持ちの程を箱に入れています。


看板には、全て霊水の保全と境内の環境整備に充当する旨が書かれていました。

因みに境内には、ゴミは勿論のこと、枯れ葉すらなく、とっても綺麗にされていました。


明朝からのコーヒーは、瑠璃光霊泉の水使用となります。

どのような味になるのか楽しみです。味音痴ですが。。。。。