こんにちは、オチウミです。
I got a picture painted by Picasso.
という文章を読んだとき、
①「ぼくは、ピカソに絵をかいてもらった。」
と読む人と
②「ぼくは、ピカソによって書かれた絵を手に入れた。」
と読む人がいるでしょう。
グーグル翻訳は②の訳が出ます。
受験勉強で英語を日夜頑張っている生徒さんは
①と②がすぐに浮かぶでしょう。
浮かばない生徒さんは、勉強不足です……。
I have a picture painted by Picasso.
も同じく
①「わたしはピカソに絵をかいてもらった。」
と
②「わたしはピカソによって書かれた絵を持っている。」
の2通りの読み方ができます。
文脈やそれまでの話の経緯によって、どちらの意味で
述べているのかを判断します。
いずれの読み方も、ネクステやScrambleといった
文法参考書や文法問題集には掲載されています。
文法を馬鹿にせず、丁寧に勉強しておくと
突然、読んでもすぐに解読できない文章に
出くわしたときの武器になります。
英語にはこういった2通りの読み方が……のような
難しさがありますが、
日本語には、「が」と「は」はどちらが正しいのか
というようなことがあります。
「……安堵したのもつかの間、学年集会で私が檄を飛ばしました。」
という文章を目にしました。
「が」と助詞を使った場合、
言いたいことは前、つまり主語なので
「私」です。
校長でも、教頭でも、学年主任でもなく、他ならない「私」が
檄を飛ばしたのだ!!!
とこの人は言いたいんだな、と読み手には受け取られます。
多分、自分に酔っていたのでしょう。
「学年集会で檄を飛ばしている俺/わたし、かっこいい。」
と思い起こして、そう書いたのでしょう。
というのは冗談で、勢いあまって、「が」を使っただけでしょう。
読み手が判断しなくてはならない場面は結構あります。
自分の母語であれば、先ほどの「が」と「は」も
うまいこと脳内補完されるでしょうが
母語でない言葉はそうでもないでしょう。
しっかりとした文法知識という骨組みがあってこそ
正しい読解ができるのではないかと思います。
夏休みはその絶好の機会です!
一か月でネクステやScrambleをやり上げるのは
受験期ものすごく訳に立ちます!!
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