こんにちは、塾長のオチウミです。
秋といえば、昔から運動とか食欲とか読書とかいろいろ連想するものがあります。
お子さまの受験勉強もこれから佳境に差し掛かります。
お子さまにお付き合いして、夜遅くまでおきていることもありますよね。
youtubeとかネットフリックス、アマプラのようなサブスクもいいですが
読書をしている姿をお子さまに見せるのも悪くないのでは。
以前も書きましたが、読書と国語の出来には関連はないと思います。
ないとは思いますが、
本を読めば語彙や言い回しが増え、話す言葉に教養を感じられるように
なることはあります。
すると、国語の問題文も読むのが早くなったり、言葉への理解力が増します。
というわけで、お子さまに読書している姿を見せてみましょう。
本日の1冊です。
遠藤周作『怪奇小説集 共犯者』角川文庫
タイトルは怪奇小説集ですが、ホラーではなくてサスペンスの短編集です。
どの作品も先を読み進めたくなる物語の作り方で、さすがは日本を代表するストーリーテラーだと思ってしまいます。
最初の作品の、実際の事件をもとにした「ジャニーヌ殺害事件」は少々つまらなく感じるかもしれません。
が「共犯者」とか「偽作」「娘はどこに」など読後に、「ふむぅ」となる作品が収録されています。
遠藤周作は芥川賞を受賞した『白い人』(『白い人・黄色い人』新潮文庫/講談社文芸文庫)や『沈黙』(新潮文庫)などのキリスト教の信仰とは何か?を扱ったものや『海と毒薬』(新潮文庫)のような重厚なもの、狐狸庵先生シリーズのような洒脱なものが有名ですが、サスペンスもたくさん書いていたりします。
お子さまの夜の勉強のお付き合いのお供にぜひ。
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