こんにちは、塾長のオチウミです。

北緯40度の問題は、定期テストや模試、そして受験でもよく見かけます。
北緯40度線が通る主な国と(都市)の
 
ポルトガル(リスボン)→スペイン(マドリード)→イタリア(ナポリ)→
トルコ(アンカラ)→中国(北京)→北朝鮮(ピョンヤン)→日本(秋田)→
アメリカ(サンフランシスコ)→アメリカ(ワシントン)
 
は、ぜひとも覚えておきましょう。
 
なぜ問題として出題するのかというと
北緯40度という同じ緯度のところに存在しているのに
気候が違うから
です。
 
2019年北海道大学 地理

 
①x軸方向が降水量。y軸方向が気温。
②秋田→日本、北京→中国、アンカラ→トルコ、リスボン→ポルトガル。
③気温には海流が影響する。例えば、北大西洋海流は暖流なので周辺は暖かい。
  リマン海流は寒流なので周辺は寒い。
内陸部は寒暖の差が激しく、降水量が少ない。
 
こういう問題はわかりやすいところから順に考えましょう。
 
・秋田県は冬の降水量が超多い→A
 
・リスボンはポルトガルの首都で大西洋側なので、北大西洋海流の影響を受けるため、高緯度
でも温暖。地中海周辺なので気候帯は地中海性気候だろう→夏の降水量が著しく少ない→C
 
・トルコは地中海と黒海に面していて、地中海沿岸部は当然地中海性気候。
アンカラは内陸部なので、寒くて降水量が少ないと想像します。→B
 
・残るDが北京。中国は大陸性気候なので、夏は湿度が高くて気温も高い、冬は乾燥して気温が低い。ということを覚えておくといいでしょう。
 
秋田:A、北京:D、アンカラ:B、リスボンC 

 
なかなか勉強がしにくい環境ですが
日々、計画を立てて規則正しい生活を心がけて勉強しましょう。
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