新潟で落語 | 立川志らくのブログ

立川志らくのブログ

ブログの説明を入力します。

最近タクシーに乗ると志らくさんですかとよく言われる。ましてや地元のタクシーだとビフォーアフターの影響ですみ心地はどうです、なんて言われる。今日新潟のさくらんど会館で談笑との二人会があった。弟子ど談笑は先に出発。私は時間ぎりぎりに楽屋入り。一人で燕三条駅からタクシーに乗った。すると運転手がミラー越しにチラチラ見てくる。「東京の方ですかあ」なんて話かけてくる。しばらくすると「日本全国に行くんでしょ、そういう人の雰囲気が出てたからわかりましたよ。好きな人はわかりますよ」と言われた。間違いなく落語ファンだなと思い、ええ、日本全国まわりますよと答えた。すると「都会の人はしなびた温泉がたまらないんでしょ」。落語ファンでもなんでもなかった。私はただの温泉マニアの一人旅だと思われたのだ。会場につくと会館の偉い人、主催者の人が出迎え、ペコペコ頭をさげる。運転手は多分、私を温泉博士かなにかと思ったんだろうな。更に着物姿の弟子と紋付き袴の談笑まで出てきた。運転手は首をかしげながら帰っていった。