こんにちは。


整体院指楽(しらく)藤沢湘南台店です。

 

今回は【腰痛とテニスの関係】についてです。

 

<テニスをやっている方に多い腰痛>



テニスは、前かがみで構えているところから急に前後左右に走り出します。

さらに、ボールを打つ時は体を使い大きく捻ります。

また、サーブの時には大きく腰を反ります。

これらの動作で腰を痛める事が多いです。


 

<前かがみ動作による腰痛メカニズム>



前かがみ動作を続けていると、腰周りの筋肉(多裂筋・脊柱起立筋)に疲労が蓄積され、
腰痛を引き起こします。

ひどい場合、「腰の筋肉の肉離れ(ぎっくり腰)」になってしまいます。

また、前かがみの状態を関節でロックしている場合関節の引っかかりが発生し、慢性的な
腰痛に加え、走り出した際にぎっくり腰に近い症状を出すこともあります。


 

<横から打つ動作による腰痛メカニズム>



横からボールを打つ際には上体と腕を大きく捻ります。

ポイントは「腰が過度に捻る」です。

原因として

①背骨(腰椎・胸椎)の捻る動きの硬さ

背骨の動きが硬いと負荷が分散されずに、患部に大きな負担がかかります。


②背筋(多裂筋・脊柱起立筋)の短縮・こわばり

背筋にこわばりがあり、さらに左右に差があると、常に捻った状態にあるため、ボールを
打つ際に腰がさらに捻られて、負担がかかります。


③肩甲骨周りの関節の硬さ

腕を大きく後ろに振りかぶる際、肩甲骨も一緒に動きます。

この肩甲骨がうまく動かないと腰でかばうようになり、腰に負担がかかります。


④肩甲骨周りの筋肉の短縮・こわばり
  (小胸筋・大胸筋・烏口腕筋・三角筋前部線維)

これらの筋肉がこわばると、腰に負担がかかります。


⑤腹筋群(腹横筋・腹直筋・腹斜筋)の筋力低下

腹筋群の中でも特に腹斜筋の筋肉は体を捻る動作に作用しますが、この筋力が低下して
いると過度に捻る方向を制御することができず腰に負担がかかります。

 


<上からボールを打つ動作による腰痛メカニズム>



上からボールを打つ際には体を大きく後ろに反らすため、腰に負担がかかります。

ポイントは「腰が過度に反る」です。

原因として

①背骨(腰椎・胸椎)の反る動きの硬さ

背骨の動きが硬いと負荷が分散されずに、患部に大きな負担がかかります。


②背筋(多裂筋・脊柱起立筋)の短縮・こわばり

背筋にこわばりがあると常に背骨が反った状態にあるため、上からボールを打つ動作で
さらに腰が反りかえり腰に負担がかかります。


③肩甲骨周りの関節の硬さ
  (肩鎖関節・胸鎖関節・胸肋関節・肩甲上腕関節・肋椎関節)

腕を大きく後ろに振りかぶる際、肩甲骨も一緒に動きます。

この肩甲骨がうまく動かないと腰でかばうようになり、腰に負担がかかります。


④肩甲骨周りの筋肉の短縮・こわばり
(広背筋・大円筋・大胸筋・上腕三頭筋)

これらの筋肉がこわばると腰に負担がかかります。


⑤腹筋群(腹横筋・腹直筋・腹斜筋)の筋力低下

腹筋群は腰を過度に反るのを防ぐ作用がありますが、

この筋力が低下していると腰に負担がかかります。

 


<当院の腰痛の整体>


スポーツによる腰痛になる前に、当院の腰部の調整がおススメです。

 

 

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