こんにちは。
整体院指楽(しらく)藤沢湘南台店の波多野です。
今日は「頚椎椎間板ヘルニア」についてです。
<ヘルニアとは?>
本来あるべき場所から一部が飛び出ることをいいます。
有名なものに、首の頸椎椎間板ヘルニアがあります。
頸椎の椎間板と言われる組織が、本来あるべき所から飛び出て、痛みなどが生じる疾患です。
(痛み、しびれ、筋力低下、感覚障害など)
「標準整形外科学 第9版」より引用
椎間板が弱くなり、後方、または、後側方へ脱出して神経を圧迫します。
30~50歳の男性に多いと言われています。
<藤沢湘南台の一般的な頸椎椎間板ヘルニアの治療>
頸椎椎間板ヘルニアの診断が下されると、服薬、電気治療、牽引治療、注射などの治療を行ない、症状の改善を図ります。
保存療法で良くならない場合、手術ということになります。
手術では頸椎椎間板ヘルニアを取り除く術式を行います。
ここが重要なポイントなのですが、頸椎椎間板ヘルニアを取り除いても痛みやしびれは残存する方が多くいらっしゃいます。
100人中18人しか痛みやしびれが取れていないという報告まであります。
これはなぜでしょうか?
手術の術式は、頸椎椎間板ヘルニアを取り除くことです。
これは、「頸椎椎間板ヘルニアが痛みやしびれを生じさせている」という仮説の下に行われます。
もしも、そうであれば手術で痛みやしびれが消失します。
手術で頸椎椎間板ヘルニアを除去しても痛みやしびれが残存する場合は、原因は頸椎椎間板ヘルニア以外と考えなくてはいけません。
頸椎椎間板ヘルニア以外の原因があって、それがあるために痛みやしびれを生じさせているのです。
あたかも頸椎椎間板ヘルニアが原因であるかのように・・・
では何が原因なのでしょうか?
通常、神経を圧迫すると痛みやしびれが出ると考えられていますが、実験の結果、神経圧迫では痛みやしびれが生じないことがわかっています。
むしろ、筋肉の硬さ(筋硬結、筋スパズム)や関節の動きに機能障害が生じると、首から腕や手にかけて痛みやしびれを出すことがあります。
「Myofascial pain and Dysfunction The Trigger Point Manual」から掲載
多くの場合、この症状が出ると「頸椎椎間板ヘルニア」と診断されますが、実はもっと正確に検査すると「頸椎椎間板ヘルニア」なのか、「筋の硬さ」なのか「関節の機能障害」なのか、ということが容易にわかります。
当院では、このような視点に立ち、頸椎椎間板ヘルニアと診断され、薬や注射で治らない方、手術を宣告された方、手術をしてしまったが治らない方、頸椎牽引を行っても良くならない方など、多くの方に頸椎椎間板ヘルニア以外で症状が生じているということを伝えています。
ご自身の症状が良くならない方は、手遅れになる前にご相談ください。
ちなみに、頸椎椎間板ヘルニアは自然と3ヵ月で消失します。
血液の中にある白血球が頸椎椎間板ヘルニアを退治してくれるからです。
3ヵ月しても治っていない頸椎椎間板ヘルニアは、原因が頸椎椎間板ヘルニアでない可能性がかなり高くなります。
前述したように、頸椎椎間板ヘルニアと診断されても、原因が他にある場合があります。
症状が出て、頸椎椎間板ヘルニアと診断されてしまう前に、頸部や肩の調整を行っておきましょう。
頸部や肩の筋肉が原因で腕にしびれが出てしまうことがあるため、あらかじめ筋肉の硬さを取っておきます。
筋肉が硬くなるのは血流が悪くなっているからです。
この血流が悪くなっている筋肉に対して、手を使って血流を改善させます。
筋肉の場所によって硬さは違うので、硬くなっているところに集中して強さを変えながら、丁寧に施術していきます。
このように、問題点に対して、的確に効率よく硬さを取っていきます。
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