阪神淡路大震災から20年
今日で阪神淡路大震災から20年です。私を可愛がってくれたおばも震災で亡くなりました。好きだった和服が詰まったタンスの下になってしまって。今は白石家のお墓に眠っています。
東京勤務だった私はその日、息子の出生届を出しに、妻とその赤ん坊との3人で車で出かけていた時にラジオで震災を知りました。子どもが生まれた喜びがおばの死の悲しみで吹き飛んだ時期でした。
その後、勤めていた霞が関でのオウムサリン事件。生きることの意味を考え始めた頃です。 その息子がこの前、成人式をむかえるまで成長しました。
震災で犠牲になられた方々のご冥福を改めてお祈りするとともに、生きていることに感謝し、生きている限り全力を尽くして生きたいと思います。 白石洋一