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去年の話になってしまいますが、

全日本フィギュアスケート選手権にいってきました。

 

放射線腸炎になっていたので体力的にとてもつかれましたが、

とても価値のある3日間でした。

 

結果からいうと真央ちゃんは12位。

がんばってきたからこそ、とても悔しかったと思います。

 

 

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私はショートもフリーもトリプルアクセルが目の前の席で、

彼女の想いを目の前で感じることができました。

 

6分間練習で降りたときに、ぱっと晴れやかな笑顔が広がって、

うんと頷いた仕草が忘れられません。

 

何度も、何度もアクセルの軌道を確認していました。

 

3Aに向かう真剣な眼差しを何度も受け止めて、

真央ちゃんがどうして3Aに挑み続けるのか

私なりに理解できた気がしました。

 

彼女にとっての3Aは

とてもとても大切なものでした。

 

希望であり

挑戦であり

強さであり

夢であり

努力であり

真央の光でした。

 

 

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その想いの大きさは

跳び!降りた!ことのある彼女にしかわからないこと。

 

 

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私たちは何もなくなっても希望だけは持たないといけないと思います。

希望は可能性の種ですから。

 

希望の光は私たちを前向きにするパワーや、

生きる意欲の源です。

 

それが彼女にとっての3Aそのもので、

かけがえのないものでした。

そう改めて感じました。

 

 

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2016年全日本の真央ちゃんは残念だったわけではなく、

「浅田真央」そのものでした。

 

ミスが起こるのは、

何かを乗り越えようとしているからです。

 

それはほんとうはとても立派なことです。

恐れずまっすぐにスケートを愛す女性。

 

そして彼女の場を支配するオーラは半端なかった。

色気と華と透明感、凛とした背中。

ただただ美しかった。

 

 

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打ちのめされずに(たくさん落ち込んだと思いますが)

現役を続行表明したのは、

何か手応えがあったからでしょう。

気持ちが途切れないことも大切なこと。

 

 

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真央ちゃんが大切にしているものを

私は応援し続けるよ。

 

今年は真央ちゃん現役最後のシーズンとなります。

彼女にとっても私にとっても大切な一年になります。

 

「綺麗な終わり方」とはなんだろう?って最近、よく思います。

 

私の場合は人生の終焉を考えてしまうけど、

もし自分の望むような終わり方が出来なくても

それまでの長く険しい過程に意味があり、

人生は美しく輝くのではないかと、

「どんな人生でしたか?」と聞かれたら、

私は「失敗ばかりの人生でした」と堂々と笑顔で答えたいと思う。

 

限界に挑み、戦い抜く姿はこんなにも美しく、

人の心を動かすのだと、真央ちゃんは教えてくれました。

 

 

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そして毎年、全日本にはドラマがあり、

こんなにも若い息吹を感じた全日本ははじめてでした。

 

真央ちゃんのことばかりになってしまいましたが、

全選手に拍手を。

 

自分判定でよかった選手にはその都度、

割れんばかりの拍手とスタオベを贈りました。

 

若い選手たちにとってこの全日本という大舞台は

本当に特別な試合なんだなあと身に染みて感じました。

 

あの場にいれたことに感謝します。

 

さて、次にいつ真央ちゃんが私たちの前に現れてくれるかは想像もつきませんが、

今年はより一層、力一杯応援していきたいと思います。

 

まずはゆっくりおやすみしてね。

 

もっともっと、真央ちゃんのことを好きになった全日本でした。

 

 
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想いを込めて

はじめてリンクに投げ込んだ一輪の薔薇

 

 

追記:

真央ちゃんの魅力を語るには私の拙い文章では高難度。

本当に難しいです(^_^;)