強靭化の思想
昨日、保守政治研究会に出席
「強靭化」の思想と題した、藤井先生の講演をきかせていただきました。
これまでは、強靭化といえば、防災、減災、だけをイメージしていたのですが、
この日の、講演は、私には感動的でした。
「強靭さ(レジリエンス)」とは、(1)致命傷回避、(2)被害最小化、(3)迅速回復であって
生命体を想定した時の、たくましさ/適応力/問題解決力/生命力
生命とは「問題解決」の絶えざる過程であるということなのです。
これまでの日本の脆弱化は、問題解決力の極度の低下が原因であり
その根底にあるのは「自主独立」の精神の放棄(=戦後レジーム)でるということなのです。
そして、自主独立とは「理」を持つということ
つまり、強靭化とは、まさにその精神を増強してゆくことである、ということが理解できました。
ですから、「危機意識」からはじまるのでしょう。
危機感をもち、そのことで独立の意識を増進させてゆかねばならないのですね!!