ぼっちゃん劇場
5月2日、時間が取れたので、一度も行ったことのない「ぼっちゃん劇場」へ行きました。
電話で予約を入れて、いざ劇場へ、
平賀源内の歌劇「げんない」を上演してます。
自由な発想の持ち主、「げんない」を慕う、人たちの人間模様、
素直に、日本の行く末を案ずる「げんない」も、時の権力や、時代の流れを、打ち破ることはできず、
また、周りで、人生の選択を迫られる人々、
旅立つ、それぞれの人が、決して明るい未来に向かっての出発ではないのに、希望に満ちた歌声で、旅立ってゆこうとするところでは、
泣けてしまいました。
そんな中で、旅立ってゆくみんなを送りながら、杉田玄白と平賀源内のやり取りの中で
時代は、明るい未来へ向かって突き進むだけではない、暗闇に向かって進んでゆくこともある。
という言葉が、私には印象的でした。
しかし、今の日本を、後戻りさせるようなところへ導く政治をすることは、決してないようにしなければ!!