まさき育成園、改築落成
先日の日曜日、まさき育成園の落成式が挙行されました。
私が、県議時代から、応援をしていた施設だけに、落成の喜びもひとしおです。
開式の一時間前に、施設を先に見せてもらおうと思って、おじゃましました。
久しぶりに会った、職員の古川くんが、私の車椅子を押しながら、丁寧に施設を説明しながら、案内してくれました。
もう使うことができなくなってた二段ベッドや狭い廊下も、広々とした廊下とラウンジが1,2階に二箇所づつある、快適なものと、なりました。
居室も、全室個室になっていましたし、風呂もいいですね!!
思えば、私はこのまさき育成園へ初めて来たのは、昭和58年ごろ、地域交流ホームが建設中だったかと思います。
当時、地域交流ホームを請け負っていた建設会社が突然倒産し、途中になっていたホームの建設を、引き受けて、後始まいをしに来たときでした。
その後、今度は、今回改装した作業所の建設のとき、
予算が全然足りなくて、請け負う建設会社がいないので、なんとかしてほしいという依頼で、作業所を、私の会社が請負、建設したときでした。ひどい赤字工事になったことを覚えています。
その後は、仕事での付き合いというよりは、ボランティアとしての付き合いです。
その作業所で、入所者のみなさんが、作った、銅レリーフの表札の元になる木板を私のボランティアショップで販売していました。
それからは議員として、たまにお邪魔することがある程度ですしたが、施設の老朽化や、それに伴い、施設を改築しなければならない。
しかし、そこには、砂防地域指定の関係もあって、移転を検討せざるを得なかった経緯、
地元との交渉、
県や、市によって、砂防工事を実施するようになったこと、これまでのいろんな場面でアシストしてきたつもりです。
そして、現在の場所に改築できるようになったときには、改築前の施設は、愛媛県で最も老朽化した古い施設となっていました。
それまでの、村上理事長はじめ、みなさんのご苦労は並々ならぬものであったと思います。
それだけに、みなさんの喜びもさぞ大きなものでしょう!!
今回の、施設改築、村上理事長や役員のみなさん、そして職員の方、何よりも期待していた、利用者や、家族会の皆様、ほんとによかったですね!!
式典の中で、家族会の皆さんからの、ご寄付のなかに、耕運機がありました。
敷地の中の畑で、みんなが笑顔で、耕運機を動かしながら、野菜を作っている姿が、目に浮かびました。
おめでとうございます。