一昨日行った眼科で前のアパートの隣の家の方とばったり。そしたら、前のアパートの取り壊しがとうとう今日から始まったとのこと。前のアパートの大家さんはお婆さんが管理していて、そのお婆さんは去年、旦那さんであるお爺さんは一昨年に亡くなったとのこと。大家さんの家はアパートの敷地内にあったのだが、その家も取り壊して新しい家が七棟出来る予定らしい。後を継いだ娘さんたちが相続のあれこれの関係で全て手放すことにしたのだろう。

 眼科から帰ってしばらくしてから自転車で前のアパートを見に行くと、解体屋さんが入ってあれこれやっていた。多分、数日で更地になってしまうのだろう。

 実家を出て初めての一人暮らしをしたアパート。何だかんだで13、4年暮らしていた。ボロではあったが、広さに対しての家賃の安さがここいらでは破格だったのでずるずると暮らしていた。死ぬまでここに住むのかなとも思ったが、老朽化ゆえの取り壊しということで退去することになったのだった。

 自分の一人暮らし物語は第2章に突入しているのだが、これでとうとう第1章が終わったような気がした今日この頃。