仕事を終え、そのまま電車で両国のお江戸両国亭で行われる五代目円楽一門会主催の「両国寄席」を見に行った。
5時半過ぎに両国亭に入る。
5時45分頃に開口一番として前座の三遊亭愛二郎が上がる。
噺は「つる」。
両国寄席を見るのは3回目だが、3回とも開口一番は彼だった。今の円楽一門は前座が少ないのだろうか。
兼太郎「雛鍔」。
楽天「釜泥」。
鯛好「粗忽長屋」。
と続いた後に愛楽師匠。
聞いたことのない噺で、出で来る単語から、これはもしかして「猿後家」という噺かなと思ったらそうだった。
褒められるとすぐ調子に乗る後家さんがおもしろかった。
仲トリは萬橘師匠。
あまり聞いたことのない噺。後で「しの字嫌い」と知る。
やっぱり萬橘師匠はおもしろい。ちょっとした一言がおもしろい。そのちょっとが結構大事なのかもしれない。
休憩後は好の助。
噺は「孝行糖」。
アホを演じる時の振り切りっぷりが良かった。
太神楽の菊仙を挟んでトリは小円楽。
噺は「らくだ」。
所々で談四楼師匠が見えた。教わった人が同じなのか、それとも談四楼師匠に教わったのか。
今日は仕事が定時に終わったので間に合った。でも、思ったより余裕がなく、30分残業していたら開演には間に合わなかった。予約も入れてしまったし、萬橘師匠が目当てだから途中からでも行くつもりだったが、やはり両国寄席は休みの日にしよう。