3月30日にアパートの真上の部屋が火事になり、消火のための放水などで自分の部屋にも少し被害が出た。

 4月1日に不動産屋の担当に電話したら被害状況の確認と今後のことについて話しに来るというので取りあえずギターはクローゼットに隠した。楽器不可のアパートなので不動産屋には見られたくない。

 担当が来て被害状況のチェック。ダンボール箱はいくつか濡れてダメになったが、中身はほとんど無事で、濡れても乾かせば大丈夫なものばかり。唯一、ボックスセットのCDの外箱が濡れで歪んでしまったが、何のデザインも入っていないただの紙箱で、中のCDも被害なし。一応、それを被害として届け出をしたがどうにかなる感じではなさそう。

 今回の火事の原因は自然発火らしいとのこと。上の部屋の住人は入院していて不在で、誰かが侵入した気配もない。そうなると責任がないので被害請求が出来ないらしい。自分としては被害らしい被害が出ていないのでそれは了承。消火の放水で歪んだ壁紙は保険を使って全取り換えすることが出来るが、その為には家具を移動させなければならないし、何日も業者が入らなければならないしでちと面倒。自分としては、このままの状態でも生活は出来るので、いつかこの部屋を退去する時に自分に修繕費の請求が来ないようにしてくれればそれでいいという旨を伝えた。そしたらそういう案もあるというので、その方向でアパートのオーナーとは話をまとめてもらうことでお願いをした。

 最初は、「見舞金みたいなもの貰えないかな~」とか、いやらしいことも考えたが、考えようによっては、これからは部屋を汚しても気にしなくてもよいということだからこれはこれで良かったのかもしれない。

 それはそれとして部屋の焦げ臭さはいつ消えるのだろうか今日この頃。