U-NEXTで「ブルース・ブラザース」を見た。

 刑務所から仮出所したブルース・ブラザースの兄ジェイクは、迎えに来た弟のエルウッドの運転で世話になった孤児院を訪れる。そこでシスターから5000ドルの固定資産税を払わないと孤児院が潰れてしまうという問題を聞かされる。

 そこで二人はかつてやっていたブルースバンドを再結成して金を稼ぐことを思いつく。堅気の仕事についているかつての仲間を口八丁手八丁に脅しも入れて巻き込んで再結成。だが、ライブの仕事は行き当たりばったり。

 ライブのシーンになるまで1時間ほど掛かったのは意外。その店ではステージの前に金網が設置されていた。客層が荒く、何かあるとすぐにビールの瓶などが飛んで来るかららしい。カントリー&ウェスタンの店でブルースをやっても受けずに瓶が飛んで来る。予定を変えて自分達が出来る古いカントリーなどをやったら大受けするもやっぱり瓶が飛んで来る。

 そして、ギャラよりもメンバー達が飲んだビール代の方が多かったために赤字。仕方なくとんずらして店主に恨みを買うはめに。

 その後、5000人入るホールでのライブを決める。満員になれば儲かるのでとにかく宣伝しまくりで当日は満員。だが、ジェイク兄弟は警察やら色々な方面に恨みを買っているのでそいつらもホールに来ていた。

 そんな中でのライブは盛り上がるもジェイク兄弟は途中でズラかることに。そんな最中にスカウトされて1万ドルの契約金を手にしたジェイク兄弟はそのまま税務署に直行。

 派手なカーチェイスを繰り返しながら間一髪で税金を払い終えた瞬間に二人は逮捕。

 ラストシーンは刑務所で演奏をするブルース・ブラザースバンド。

 思ったより演奏シーンが少なかったがなかなかに楽しい映画だった。ジェームス・ブラウンとかアレサ・フランクリンとかレイ・チャールズなどの有名ミュージシャンがチョイ役で出ているのも楽しかった。ジェイクを殺そうと付け狙う謎の女が「スターウォーズ」のレイア姫のキャリー・フィッシャーとは気が付かなんだ。