仕事を終え、一旦帰ってから電車で千葉へ。

 毎月第2金曜日恒例シャル・ロ・テ企画「騙絵桟橋」を見に行く。

 7時45分頃に店に入る。

 今回からノーチャージ+飲食料金ではなく、2ドリンク付き1000円に変った。でも、結局ノーチャージみたいなもの。大抵生ビールを2、3杯飲む自分としては変化なし。

 8時頃にライブスタート。

 1番手はマヤコ蝶々。

 シャル・ロ・テのボーカル。「騙絵桟橋」では、ゲストが2組の時は1番手でマヤコ蝶々か、もしくは同じくシャル・ロ・テのキム兵長がソロを務めることが多い。

 Kヤイリのアコギを丁寧に鳴らしながら3曲歌って終了。

 2番手はよしたかひがしわだ。

 いつものつけ髭とカツラ。ギターの弾き語りなのだが、最近はラジカセを機材に加えたよう。カセットに録音したチャカポコなバックトラックを、スピーカーにマイクを直接当てて流していた。半分くらいはそのオケを使って演奏で、スタート&ストップは本人の手動。テープノイズも含めて雰囲気を作ってゆく。

 ダニエル・ジョンストンを彷彿とさせるチープ・イズ・グッドなライブだった。

 3番手は森ジュンイチ。

 前回はユニットでのライブだったが今回はアコギの弾き語り。

 前半はシンプルな歌詞を繰り返す落ち着いた歌が続き、段々と物語風の歌に変ってゆく。カウンター近くの席に座っていたので飲み目的の客がうるさく、集中して聴けなかったのが残念。やはり、トッパーズでは前の方に座るべきだった。

 最後の曲でシャル・ロ・テ、ひがしわだ君を迎え入れて演奏。

 4番手でトリはシャル・ロ・テ。

 マヤコ蝶々ボーカル&アコーディオン、キム兵長ウッドベースによるデカダンユニット。

 「悲しみよコンニチワ」でスタート。

 2人共あまり派手な音が出る楽器ではないし、曲調も派手ではない。「マ・ベル」などでは朗読も入っていたりする。だからうるさい客がいると雰囲気が壊れてしまう。いや、2人はどういう状況でもブレずにやり切るので雰囲気は壊れないが、それが聴きたい客に伝わり難くなる。ただ、森さんの時のうるさい客がほとんど帰ってしまったので今回は良い雰囲気で聴くことが出来た。

 「ペテン師」で終え、アンコールが掛かって「死神」で締めた。

 ライブ終了は10時過ぎ。明日が休みだったら時間を気にせず皆とあれこれ話すのだが、土曜は基本休みではないのでそそくさと帰り仕度をして店を出た。

 

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