驚きの理由で勉強会が中止になりましたが、中止が決まった時点で帰った人と、後日その件で話をしました。

 その人も、健康などの理由で中止なら仕方ないけど、転職して、引継ぎをしてなかったのだとしたらありえないよね、と言っていました。

 

 実は、その人の息子さんの部下が、九州へ転勤になったのだそうです。

 転勤の日、緊張しすぎて空港へはとても早く着いたのだそうです。

 問題はこの後で、まだ時間があるからとラウンジへ移動、そこでぐっすり熟睡してしまい、飛行機にも間に合わず、

「すみません、転勤先の電話番号とか教えてください」

 と、息子さんのところへ電話がかかって来たのだそうです。

 

 目が覚めたのは、まだ時間はたっぷりあると思ってた飛行機が離陸した後ですから、

「軽く2~3時間は寝てたんじゃない?」

 とのことですが、よく空港でそんなに熟睡できるなぁ、とまず感心しました。

 緊張して早く空港に着いてしまった、とのことですが、緊張している状態で、しかも空港という非日常の場所で熟睡できるものなのですね。

 

 しかも、転勤先の電話番号を教えてくれというのは、

「飛行機に乗り遅れ、到着が間に合わない」 

 ことを先方に知らせるためでしょうが、そもそもこれから自分が転勤する先の電話番号を知らないってどういうことでしょうか。

 転勤があるくらい大きな会社なら、スマホで検索すれば普通は出て来ると思いますけれど。

 それさえできないほどパニックになっていたのかもしれませんが、聞いた私も、教えてくれたその人も、

「ちょっとありえないよねぇ」

 って思う出来事でした。