近所に、飼う犬が悉く太ってしまうので、動物病院へ行くと怒られる、という人がいます。

 飼い主さん自身が、糖尿病と診断されても、食生活を変えられない人です。

 加齢のせいもあり、今ではドラえもんと同じ体型です。

 腹囲は120センチくらいあると言っていました。

 

 飼い犬に関しても、

「エサなんか、太るほどあげてないよ」

 と言いますが、代々の犬の全てが太るということは、適正な食事の量が分かっていないのでしょう。 

 

 飼い主さん自身がドラえもん体型になってしまったため、今では歩くことさえ億劫なようです。

 それでは、犬の散歩も満足に行けないでしょう。

 家でただごろごろしてるだけと言っていたので、暇さえあれば何か口に入れてしまう可能性は高いです。

 

 久しぶりに、その人の飼い犬と会いました。

 最初、3枚も4枚も服を重ね着させられてるのかと思いました。

 よく見たら、着ている服は1枚だけでした。

 だったら、布団のように綿のつまった服かと思いましたが、そんなに厚い生地でもありません。

 

 お歳暮のハムから細い手足が生えたような姿で、よたよた、よたよた歩くのは厚着のせいではなく、単純にその犬が太ったからでした。

 ちょっとデフォルメはしていますが、その犬の体型が私の目には最初、

 こんなふうに見えました。

 まだ、たったの2歳です。

 2歳でこの肥満度だと、長生きできないのではと心配になりました。