最近は何でもハラスメントと言われてしまうので、職場に新人さんが入っても、できるだけ話をしないようになりました。
特に新館の新人さんは、1日1回、数分間しか顔を合わせないから余計かもしれないけど、本当に自分のことは話さないと感じます。
特に、プライベートなことは。
なんか、20代の子とはもう、そういう常識とか、根本的な考え方が違うって気がするから、話をすること自体がちょっと怖いと思います。
私たちの年代なら当たり前と思って話すことを、どう受け取られるか分かりません。
プライベートな話をしないでいると、誰が妊娠したとか、いつから産休とかいう情報でさえ、本人以外の誰かから聞くことになります。
でも、本人からは何も聞いてないので、私も一切その話はしません。
どの程度の話がマタハラだって言われるのか分からないし、自分から話をしないってことは、あれこれ言われるのが嫌とか、私とはそういうことを話す気がないってことだと思うし。
そういう状況なので、退職の当日になって、一応、
「実は私、今日で退職です」
って挨拶が一言あるだけ、ということが増えてきました。
私より上の年代だと、礼儀がどうこう言う人もいるかもしれないけど、ものは考えようです。
昔、退職するときは、
「皆さんでどうぞ」
と、お菓子の1箱くらいは置いてあるものでしたが、いつしか、お菓子だけではなく、靴下とか、ミニタオルとかを個別にいただくようになりました。
最近では、個別にいただくもののグレードが上がり、これを全員に配ったら何万円になるんだろう、と考えるようになりました。
私は仕事柄、新館へも毎日顔を出すので、そっちの分もって考えると怖くなります。
だったら、新館の子とは、仲良くならないようにして、退職の記念品も渡さなくていいような、ドライな関係を続けるのもいいなと思い始めました。
特に最近の子は、転職してきて、1年とか2年でまた転職して行くケースが増えて来たので、仲良くならないためにはありがたいですね。