少ないときでも週に5本以上のアニメを見るようにしているけど、今シーズン、2話目以降も毎週録画予約したのは10本。

 残念ながら5話目で脱落したのが「ぼくたちは勉強ができない」。

 6話目辺りで脱落したのが「世話焼きキツネの仙狐さん」。

 

 仙狐さんは、ジャンル的には私の得意じゃない「男性向け萌えアニメ」に入るのかもしれないが、もふもふ要素が入っているし、諏訪部順一さんご出演キラキラ

 ということで、

「もう少しストーリーにメリハリがあればなぁ、頑張ったのになぁ。惜しいなぁ」

 とは思っている。

 

 まあ、今シーズンはドラマを4本、毎週録画しちゃってるんであせる
 録画を溜めないようにするには、本当におもしろいと思うものだけ残さざるを得ない。
 残念だけど、ドラマの方がおもしろかったわけやね汗
 

 それにしても今シーズンのアニメ、本当に粒揃いというか、私にとっては豊作なんだよねぇグッド!
 でも、ストーリーがどちらかと言えばほのぼの路線で、現時点ではそんなに期待値の高くないのが「MIX」。
 以下、あだち充先生に関わる、ある昔話を。
 
 どうも私、世間様と好みのずれがあるみたいで、あだち充先生の作品で一番有名なのはなんと言っても「タッチ」だよね?
 だけど私は「ナイン」とか「H2」の方が好きだった。
 
 あだち充先生の作品って、どの作品も世界観は似てると思うんだけど、好き嫌いの差が出るのはあれかなぁ。
 アニメになった場合、声の影響もあるかなぁ。
 キャストの誰が、とは言わないけど、「みゆき」は好きじゃなかったんだよねぇ汗
 
 で、会社の同期の子がある日、大興奮してこう言ったのよ。
 
「タッチはもう、アニメじゃないよね!? ドラマだよね!!」
 
 アニメだよ!!ムカムカ
 ↑心の底からの、ツッコミの声。実際はツッコんでないけど。
 
 彼女はたぶん、普段はアニメって見ないんじゃないかな。
 このとき以外にアニメの話なんて聞いたことないし、いかにも普通の、恋愛ドラマとか好きそうな子だった。
 だから、
「アニメは子供が見るもの」
 ってイメージだったんだろうな。
 そんな彼女が、なぜタッチを見たのかは謎だけど。
 
 でも、早い段階で和也が死んじゃったりして、確かにドラマチックな展開ではあったけど、「タッチ」より前に「日当たり良好!」も「みゆき」もアニメ化されてるし、さっきも書いたように、根本的な世界観はそんなに変わるわけじゃないしね。
 タッチがアニメじゃなくドラマだって言うなら、「日当たり良好!」や「みゆき」はどうなのよ?
 
 もっと言ったら、劇画調だから私は見てないけど「あしたのジョー」とかだって、決して子供だけが見るものって感じじゃないよね?
 手塚治虫先生の作品、たとえば「海のトリトン」だって、夏休みの再放送の定番だったけど、テーマ自体はかなりシリアスなものだと思う。
 
 その後、SFやロボットアニメでさえ、単純な勧善懲悪ものばかりじゃなくて、世間一般では認知されてなくても、決して「子供向け」のひと言で片づけてよいものではなくなったと思う。
 まあ、ロボットものは「ドラマみたい」ではないけどさ……。
 
 彼女がアニメファンで、他にも好きなアニメがいっぱいあるうえで「タッチは特別」って言うならOKだけど、他のアニメは見てないのに、タッチだけ「これはアニメじゃない、ドラマだ」って特別視されると、ちょっとムカつくよね。
 
 ……という話を、「MIX」見てると、どうしても思い出しちゃうんだよなぁあせる