セディコンって言葉、世間には全く根付かなかったねぇ~。

 もっとも最近では、シスコンとかブラコンとかも聞かないけど。

 かろうじてマザコンだけが生き残ってる感じかな。

 

 代わりに、本来は差別用語だった「オタク」が便利に使われてるよね。

 鉄道オタクとか、アイドルオタクとか。

 

 私が学生だった頃は、アニメやマンガが好き、って言うと、それだけで「根暗」って言われて、おおっぴらにクラスでアニメの話とかはできなかった。

 自慢じゃないけど、明るいお調子者の部類だけどね、私は。

 それを考えると、いい時代になったなぁ、今は。

 朝の情報番組でさえ、普通にアニメ映画の宣伝とか、声優さんが顔出しで出て来るんだもの照れ

 

 昔はホント、アイドルにキャーキャー言ってるのは普通の扱いをされるのに、マンガやアニメのキャラにキャーキャー言ってるのは根暗で、肩身の狭い思いをしなきゃいけないことが納得いかなかった。

 マンガって言ったって、私の時代にはもう、子供だけが読む幼稚なものじゃなかったし。

 

 

 一方で、今では単に「〇〇好き」くらいに軽く使われてるオタクって言葉。

 学生当時、

「社会復帰できない」

 とかって自虐で言いながらも、

「頼むからあいつらとだけは一緒にしないでくれ」

 って思ったのが、そのオタクだった。

 

 だって、たとえばロボットアニメについて話したら、設定資料集にしか書いてないようなデータをべらべら際限なくしゃべれるのに、クラスでは他の人と話すことができない。

 何を話したらいいのかさえ、全く分からない。

 そういう、「単なるアニメ好き」じゃなく、「一般の人とコミュニケーションを取れないごく一部の人」がオタクなんだもの。

 

 というわけで。

 ゲームが好きとか、アニメが好きとか、世間から見たら完全に「オタク」扱いをされかねない私だけど、オタク扱いは死んでもイヤガーン

 

 ってことで、ここでは「セディコン」って名乗りたい。

 今後もここでは2次元の話を中心にしていこうと思ってます。

 

 ※セディコンとは、1度だけマンガで読んだ「セカンドディメンションコンプレックス」=2次元好きに由来しています。