「真田道」沿道の水田に浮かび上がった甲冑武者
~中山盆地の田んぼアート(群馬県吾妻郡高山村)~
当ブログは昨日、アクセス数が1300を突破。そして、「歴史・仏像」部門で目出度く38位に上昇。お陰さまで、白髪磨人くんは久々に黒帯を締めることができました。
読者の皆さんに感謝申し上げます<(_ _)>
さて、私は先週の日曜日(7月10日)、高山村(群馬県吾妻郡)に出掛けて参りました。お目当ては私のかつての教え子さんのご実家で経営されておられるブルーベリー園を見学させて頂くことでしたが、その至近にある道の駅「中山盆地」さんから見下ろした田んぼアートがとても見事でしたので、早速紹介させて頂きます
それではお楽しみください
「道の駅 中山盆地」さんから見下ろした田んぼアート 背景の山並みの凹んだ部分が中山峠です。越後諸藩の大名たちの参勤交代をしのぶ三国街道は、この峠を越えて渋川、高崎方面に向かいました。 ご苦労様でした
田んぼアートの全景 三角形の田んぼのど真ん中に、絵が2つ浮かび上がっています。
甲冑を着たぐんまちゃん 右側は兵装ながらも可愛らしいぐんまちゃんです。天晴れ
田んぼアートは高山村が中心となり、毎年続けて行っている好例行事として定着しています。上の写真ですぐにお分かり頂ける通り、今年のデザインは甲冑を着たぐんまちゃん。もちろん、NHK大河ドラマ「真田丸」にあやかったものです。なお、高山村の村域を東西に貫く国道145号は、真田氏が吾妻から利根・沼田を含む北上州を支配するために整備した、上田と沼田をつなぐ街道(真田道)に概ね重なります。
さて、一般の観光客であれば、おそらく話はここまででしょう。でも、研究姿勢として現地・現物観察至上主義を高々と掲げる私にとって、これでおしまいにするのは敗北を意味します
「周りの稲の色とは全く違う、黄緑・白・紫・黒などの色合い。これってなんだろう まさかカラースプレーでイネを染め付けていたりして・・・さすがにそれはないか 」
そんな疑問を解消するため、早速私は一人で田んぼアートの至近まで脚を運びました
名久田川支流から見上げた「道の駅 中山盆地」さん 地元で採れた農産物の直売場のほか、ゆったりとくつろげる日帰り温泉施設が設けられるなど、高山村屈指の観光拠点となっています。なお、下に流れる川ではヤマメが釣れるそうです
名久田川支流の左岸に沿う田んぼのあぜ道を下流側に進行。
アッという間に現地に到着しました
至近距離から見た田んぼアート(1) 左(西)側から眺めた田んぼアートです。
至近距離から見た田んぼアート(2) 「申」の字と真田氏の家紋「六文銭」が合体したデザインとなっています。お分かり頂けるでしょうか?
至近距離から見た田んぼアート(3) 背景の山並みは、左から小野子山・中ノ岳、十二ケ岳です。 それらの反対側が渋川市小野上地区になります。
至近距離から見た田んぼアート(4) 正面からぐんまちゃんを撮影。
至近距離から見た田んぼアート(5) ぐんまゃんを拡大して撮影。田んぼ内に勝手に侵入して撮影したものではありませんので、くれぐれも誤解のないようにお願いします
わざわざ田んぼアートの現物を至近距離で観察させて頂くことで、先の疑問は目出度く解消。田んぼアートは、品種の違いに由来するイネ(あるいはイネ科の植物)の葉・茎の色合いの違いを活かしたものでした
そのアイデア、とてもすばらしい
とりわけ、初めて拝見させて頂いた白いイネの不思議さに、私は少々興奮してしまいました。
至近距離から見た田んぼアート(6) この不思議な白いイネが田んぼアートのデザイン上、重要なポイントになっているものと思われます
至近距離から見た田んぼアート(7) 紫色のイネもまた不思議です。
読者の皆さん、お楽しみ頂けたでしょうか?
今ではすっかり高山村の名物となった田んぼアート。まだしばらくの間、楽しむことができそうです 現地には農産物の直売場のほか、ゆったりとした露天風呂が楽しめる日帰り温泉施設もあります。群馬にお出掛けの際は、ぜひお立ち寄り頂ければ幸いです
上毛新聞(7月15日付)によれば、この田んぼアートは、「先月上旬に村内外から集まった有志40人で広さ約2200㎡に色の異なる苗を植え」て制作されたものだそうです。
改めて、有志の方々のご尽力に感謝m(_ _)m
そして、魅力満点の高山村に\(^o^)/
なお、当ブログはアメブロ以外の各種ブログランキングにも奮って参戦中です。当ブログのメジャー化にご協力頂ける方は、お手数ですが、以下のバナーをそれぞれクリックしてください。ブログ運営の活力とさせて頂きますので、ぜひご支援の程よろしくお願いしますm(_ _)m
白髪磨人
+*+*+**+*+*++*+*+*+*+*+*+*+
今回は以上です。ご訪問頂き、ありがとうございました。
次回は、「広報しんとう」7月号の紙面で、ついに掲載されたデ・レーケ関連の記事を紹介させて頂きます。乞うご期待!
~中山盆地の田んぼアート(群馬県吾妻郡高山村)~
当ブログは昨日、アクセス数が1300を突破。そして、「歴史・仏像」部門で目出度く38位に上昇。お陰さまで、白髪磨人くんは久々に黒帯を締めることができました。
読者の皆さんに感謝申し上げます<(_ _)>
さて、私は先週の日曜日(7月10日)、高山村(群馬県吾妻郡)に出掛けて参りました。お目当ては私のかつての教え子さんのご実家で経営されておられるブルーベリー園を見学させて頂くことでしたが、その至近にある道の駅「中山盆地」さんから見下ろした田んぼアートがとても見事でしたので、早速紹介させて頂きます
それではお楽しみください
「道の駅 中山盆地」さんから見下ろした田んぼアート 背景の山並みの凹んだ部分が中山峠です。越後諸藩の大名たちの参勤交代をしのぶ三国街道は、この峠を越えて渋川、高崎方面に向かいました。 ご苦労様でした
田んぼアートの全景 三角形の田んぼのど真ん中に、絵が2つ浮かび上がっています。
甲冑を着たぐんまちゃん 右側は兵装ながらも可愛らしいぐんまちゃんです。天晴れ
田んぼアートは高山村が中心となり、毎年続けて行っている好例行事として定着しています。上の写真ですぐにお分かり頂ける通り、今年のデザインは甲冑を着たぐんまちゃん。もちろん、NHK大河ドラマ「真田丸」にあやかったものです。なお、高山村の村域を東西に貫く国道145号は、真田氏が吾妻から利根・沼田を含む北上州を支配するために整備した、上田と沼田をつなぐ街道(真田道)に概ね重なります。
さて、一般の観光客であれば、おそらく話はここまででしょう。でも、研究姿勢として現地・現物観察至上主義を高々と掲げる私にとって、これでおしまいにするのは敗北を意味します
「周りの稲の色とは全く違う、黄緑・白・紫・黒などの色合い。これってなんだろう まさかカラースプレーでイネを染め付けていたりして・・・さすがにそれはないか 」
そんな疑問を解消するため、早速私は一人で田んぼアートの至近まで脚を運びました
名久田川支流から見上げた「道の駅 中山盆地」さん 地元で採れた農産物の直売場のほか、ゆったりとくつろげる日帰り温泉施設が設けられるなど、高山村屈指の観光拠点となっています。なお、下に流れる川ではヤマメが釣れるそうです
名久田川支流の左岸に沿う田んぼのあぜ道を下流側に進行。
アッという間に現地に到着しました
至近距離から見た田んぼアート(1) 左(西)側から眺めた田んぼアートです。
至近距離から見た田んぼアート(2) 「申」の字と真田氏の家紋「六文銭」が合体したデザインとなっています。お分かり頂けるでしょうか?
至近距離から見た田んぼアート(3) 背景の山並みは、左から小野子山・中ノ岳、十二ケ岳です。 それらの反対側が渋川市小野上地区になります。
至近距離から見た田んぼアート(4) 正面からぐんまちゃんを撮影。
至近距離から見た田んぼアート(5) ぐんまゃんを拡大して撮影。田んぼ内に勝手に侵入して撮影したものではありませんので、くれぐれも誤解のないようにお願いします
わざわざ田んぼアートの現物を至近距離で観察させて頂くことで、先の疑問は目出度く解消。田んぼアートは、品種の違いに由来するイネ(あるいはイネ科の植物)の葉・茎の色合いの違いを活かしたものでした
そのアイデア、とてもすばらしい
とりわけ、初めて拝見させて頂いた白いイネの不思議さに、私は少々興奮してしまいました。
至近距離から見た田んぼアート(6) この不思議な白いイネが田んぼアートのデザイン上、重要なポイントになっているものと思われます
至近距離から見た田んぼアート(7) 紫色のイネもまた不思議です。
読者の皆さん、お楽しみ頂けたでしょうか?
今ではすっかり高山村の名物となった田んぼアート。まだしばらくの間、楽しむことができそうです 現地には農産物の直売場のほか、ゆったりとした露天風呂が楽しめる日帰り温泉施設もあります。群馬にお出掛けの際は、ぜひお立ち寄り頂ければ幸いです
上毛新聞(7月15日付)によれば、この田んぼアートは、「先月上旬に村内外から集まった有志40人で広さ約2200㎡に色の異なる苗を植え」て制作されたものだそうです。
改めて、有志の方々のご尽力に感謝m(_ _)m
そして、魅力満点の高山村に\(^o^)/
なお、当ブログはアメブロ以外の各種ブログランキングにも奮って参戦中です。当ブログのメジャー化にご協力頂ける方は、お手数ですが、以下のバナーをそれぞれクリックしてください。ブログ運営の活力とさせて頂きますので、ぜひご支援の程よろしくお願いしますm(_ _)m
白髪磨人
+*+*+**+*+*++*+*+*+*+*+*+*+
今回は以上です。ご訪問頂き、ありがとうございました。
次回は、「広報しんとう」7月号の紙面で、ついに掲載されたデ・レーケ関連の記事を紹介させて頂きます。乞うご期待!