ブドウはわが榛東村の特産物。今年もすでにブドウ狩りが始まっています。


 ところで、私は草花や野菜だけではなく、色んな果樹の栽培も行っています。

 庭先に何本も植え込んだブルーベリーちゃんをはじめ、サクランボの佐藤くん(佐藤錦)、プルーンちゃん、シークワーサー氏、ビックリグミさん、クランベリーちゃん等々。


 そして、なかでも一番手間がかかるのがブドウの巨峰関とナイアガラくん。

 今までそれだけ悩まされてきたことか


 そこで、私がこれまでブドウ栽培で奮闘してきた軌跡を3回に分けて紹介させて頂きます。

 重厚な戦史・近現代史ネタを期待された読者さん、スミマセン

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 わが家の巨峰関とナイアガラくん(1/3)

 栽培植物に対して好奇心旺盛な私は、私は今からおよそ6、7年程前、○インズホームさんでブドウの苗木を発見。意外に安価だったこともあって2本購入。それが現在わが家の庭先で強大な勢力を保つ巨峰関とナイアガラくんとの出会いでした。


 でも、それは毎年私を悩ませる、辛い辛い試練の始まりでもありました・・・


 わが家で採れた巨峰関 
平成25年9月1日撮影。昨年はそこそこ採れたのですが、今年は・・・ 



 初めは大きめのプランターで育てていたものの、年を追うごとにグングンと生長。とくにナイアガラくんの勢いは半端ではありませんでした。


 そして、プランターでの暮らしが不憫になり、5年前に家屋の東側の庭先に移植。早くもその翌年、目出度く収穫ができるようになったものの、専用のブドウ棚が必要となり、そこから毎年のように繰り返される私の四苦八苦が始まりました。


 四苦八苦とは・・・


 実は風との戦いなんです


 今までに何度風にあおられ、木が倒されてきたことか


 つまり、木が風力に抗しきれず、棚ごとなぎ倒されてしまったことがしばしば。


 その度、棚を修理するのですが、それが半端なく大変なんです


 まず倒された木を起こし、次に伸びきった何本もの枝をどこにどのように這わせるのか、よく考えながら・・・それはそれは気が遠くなるような作業なんです


 とりわけ、実が成熟を迎えようとした矢先の台風は最悪


 どこに怒りをぶつければいいのか・・・


 この○ッカヤローーーーッ


 でも、それは自然現象。誰にも文句は言えません。


 そして、今でも台風が接近するたびに私は祈ります。


 (風神さん、ブドウの木と私をそんなに虐めないでおくれ


 もちろん、自存自衛のため
、強風対策も講じています。


 出来る限り強靱な棚を構築するため、ホームセンターで最も太い支柱を何本も購入。それらを地面に深く打ち込み、土台を固めています。また、支柱同士の力の連携を確保するため、太めの針金を使い捲って骨組みも出来る限り頑丈に固めています。

 

 わが家のブドウ棚(昨年) ナイアガラくんの木です。平成25年7月6日撮影。 

 でも、わが榛東村は風の強さが半端ではありません。それは、村域の大部分が榛名山東麓の平らかな緩斜面に位置し、風を遮る障害物がほとんど見当たらないことに由来しています。


 それは、わが家が立つ場所も例外ではありません。何しろ、強風にあおられ、ブドウの木どころか、木造家屋の一軒家であるわが家全体が前後左右に揺れ動くことさえありますから


 つまり、私のブドウ栽培は今まで失敗の連続。時間と労力を考えたら、お店でお金を出して買った方がはるかに楽でしょう


 それでも、そんな苦難を乗り越えて頂くブドウだからこそ、その味は格別なんです。


 現地・現物観察至上主義を掲げる私にとって、自分で事物に働きかけ、真実を確かめようとするスタンスは、戦史・近現代史研究とそば屋の行脚だけではなく、ブドウ栽培も一緒なんです


 もちろん、強がりです


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 今回は以上です。ご訪問頂き、ありがとうございました。


 次回は、平成25年の戦い様子を紹介させて頂きます。乞うご期待!?