昨日はどうにか23:59に投稿できて連続投稿が30日を達成しました。次は100日を目指します。
とりあえず投稿を優先させたので、もう少し補足します。

「お前は中立の立場で言わなくてよいのか?」、
「共同通信が嫌いなのか?」、
「だから非難しているのではないか?」

と言われそうなのですが、共同通信にだけを嫌っているわけではありません。もちろん好きでもありませんが。
強いて言えば、

「自分たちはリベラルだ」と自分たちに酔っている日本のマスメディアは

嫌いです。そして、正しい目的であれば嘘の記事、捏造した記事を配信してもよいという態度が。

今回の記事は、そんなところがある記事だったので昨日取り上げました。

まず、昨日も取り上げた「専門家も批判」という表現。
昨日述べたので、次に、

「川の遺体」の件では、警察に「無関係」という確認を取っている。事実確認をしているのに、市立病院の件は一切触れていない。(これは産経新聞の報道が正しいとすればという条件になりますが)
こちらの事件は事実確認はしていないのでしょうか?
記者であれば、発言内容を確認して、全ての事実関係を確認しますよね。少なくとも1つは確認しているのであれば、もう一方は意図的に確認しなかったのか?、または、意図的に記事から外したのかだと思います。

「川の遺体」の無関係性を52文字で説明しています。それだけあれば、2つの事件をまとめて書けると思います。例えば、2段目のパラグラフ「高橋氏は26日、クルド人への直接的な言及を避けながら」の後を、

「川の遺体事件(現在警察は無関係と判断)、市立病院前での約100人の暴動事件があった」と治安の悪化を主張

などとすればいいと思います。そこは、記者なのでもっと上手く表現できるでしょう。
文字制限がなければ、情報を追加すればいいんです。

そして、私的には、少し引っかかるのが、最初のパラグラフの

「などと危険視する発言をしていたことが27日、分かった。」

の表現です。「危険視する発言」、「分かった」という表現でヘイトスピーチだと誘導していると私には受け取れます。「などと26日発言した。」でもいいのでは、単純に事実を伝えるのであれば。

この記者は、この記事中のリンクから飛ぶ、

ネットにあふれるクルド人ヘイトの異常さ

の問題があることを言いたいのでしょうが、それと事実を伝えることは違うと思います。

全てのクルド人が迷惑をかけているわけではありません。ヘイトを受けているクルド人が、迷惑をかけているクルド人だとは限りません。逆もそうです。どうしても弱いものが被害を受けます。

また、日本の難民政策、対応にも問題があります。
だからこそ、事実は正確に、丁寧に、なるべく広く知らせないといけないんです。そうやって、ヘイトをなくしていくことを地道に続けるしかないと思います。
単に「その国会発言はヘイトだ」というだけでは前に進まないし、それではヘイトスピーチ(だとすると)に対する単なるヘイトスピーチです。それでは何も解決しません。

もっと建設なことをしませんか? 共同通信社さん!
 

この話はいろいろ考えさせられるものがあるので、時間があればまた取り上げたいと思います。