白拍子日記 睦月二十四日

宮地楽器16:15組

うたは、みずのしらびゃうし。
はじめ、みなにてうたふ。ついで、おのおの桜井せんじゃうのおほせごとのかたをそらんず。
まいは、けんじんのつりをたれしは、のところ、さきのけいこよりうちすぐせば、たちかえりてまい、またおのおのまいふにしるす。
ときとなりせば、このかたにはすすめず。
けふは、はこびかたのならしをすなばこそ、みなひざのびてせたかくなりぬ。桜井師いはく、もとおもし。

大木文佳記