漫画家でアニメーターの村野守美先生が7日、心不全のため69歳で亡くなりました。

漫画家として1958年にデビュー。その後、手塚治虫に師事し『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』、『佐武と市捕り物控』などのアニメ作品に作画や演出として参加しました。
映画『ユニコ 魔法の島へ』では監督も手掛けました。

70年代に入ると「月刊漫画ガロ」に多くの作品を発表します。
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↑青林堂傑作シリーズより

また「COM」に連載していた『ほえろボボ』が、80年になると『ほえろブンブン』というタイトルでテレビアニメ化。87年には映画化もされています。
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近年はブティック社のアニメ絵本なども手がけています。
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また、宮城県登米市の「石ノ森ふるさと記念館」で上映されているアニメ『小川のメダカ』の演出を手掛け、2003年には東京国際アニメフェアで作品賞を受賞しました。

たくさんの漫画、そしてアニメ作品を残してくれた村野先生ありがとう!
謹んでご冥福をお祈りいたします。