1975年の東映漫画まつりの一編として上映された「宇宙円盤大戦争」。
当時のオカルトやUFOブームから永井豪とダイナミック・プロが原作を手掛けた短編アニメ

でした。

大王軍に故郷・フリード星を滅ぼされたデューク・フリード王子は一人地球にたどりつき、宇

門大介を名乗って宇宙科学研究所で働いていた。
が、やがて侵略の手はついに地球にも及ぶ。
デュークは元の姿に戻れば、もう宇門大介に戻れない事を承知でUFOロボ・ガッタイガーに乗

り込みヤーバン軍に立ち向かう!

ん?デューク・フリード?宇門大介?UFOロボ?

はい。まんまグレンダイザーですね~

この映画の人気が凄まじかったようで、マジンガーシリーズ第3弾に予定されていた『ゴッド・

マジンガー』(後にアニメ化されたものとはまったく違うもの)の構想をボツにして、TV版「

「宇宙円盤大戦争」ともいうべき『UFOロボ・グレンダイザー』が誕生したのでした。

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大介さん

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デューク・フリード

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ガッタイガー(スペイザーとロボイザーが合体した形態をガッタイガーと呼びます。)

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ロボイザー

ちなみに主題歌の「戦え!宇宙の王者」は、歌詞をほんの少しだけ替えて(武器とロボットの

名前)、グレンダイザーのED「宇宙の王者グレンダイザー」になりました。

この映画では主題歌のほかに大介の声も担当していたささき・いさお。グレンでは富山敬に替

わってしまい、主題歌のみの担当になったことで、おおいに憤慨したとか…(^_^;

ちなみにボツになった「ゴッド・マジンガー」のデザインがこれ↓
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再び甲児くんが乗りこむ予定でした。デザイン画の上に書かれている"メカ狼"。これが甲児くんが乗る新しいパイルダーだっ!