8月の読書メーター
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メタモルフォーゼの縁側(2) (単行本コミックス)メタモルフォーゼの縁側(2) (単行本コミックス)感想
老婦人と女子高生が同じ趣味を通し少しずつ親しくなっていくのがいいなぁ。人間関係に年の差は関係ないな。趣味の事だけでなく胸の内を聞いてほしくなったり。それは相手にもよるんだろうけど。それぞれの日々を過ごしつつ時々会うのはいいな。でもまぁ会えなくとも深まる事もあるけれど。出来ればやはり会えた方がいいのかな。私だったら緊張してしまうが。それから漫画の登場人物を身近に感じてしまうのわかる気がする。私の場合最近ハマったとある推しにだけど。毎日動画を漁りすぎてとてもとても遠い存在なんだけど勝手に身近に感じている苦笑。
読了日:08月28日 著者:鶴谷 香央理
メタモルフォーゼの縁側(1) (単行本コミックス)メタモルフォーゼの縁側(1) (単行本コミックス)感想
新しい趣味をみつけてハマっていくところがよかった。好きなもの、ことに年齢は関係ないよね。でも自分が生きている間にどれだけ楽しめるのか···と計算しているところは切なかった。ひとりで楽しむのもいいけど同じ趣味の人と世代関係なくその事について話せるのは楽しいだろうな。今はSNSでみつかるけど。やっぱり近くで実際に会ってだとより···。まぁ私は何事にも熱しやすく冷めやすいからアレだけど苦笑。
読了日:08月28日 著者:鶴谷 香央理
しあわせは食べて寝て待て 1 (1) (秋田レディースコミックスデラックス)しあわせは食べて寝て待て 1 (1) (秋田レディースコミックスデラックス)感想
病気を患うと元気だった頃を思い出してあの頃は···なんて過去ばかりを振り返ってしまうもの。なかなか前を向けない。そして私自身も子どもの頃から治したいけれど自分ではどうにもならないものを持っている。その症状が出るといまだに落ち込む事もあるけれどそんな自分にも優しく声をかけられたような気持ちになった。近所付き合いは苦手だけどこの団地なら住んでみたいかも。
読了日:08月11日 著者:水凪トリ
琥珀の夏琥珀の夏感想
なんとも言葉に出来ない。登場人物それぞれのそこに生まれてからのひとりひとりの人生を思った。やはり特にミカかな。切なかった。環境が親やまわりの人の対応が違っていたらまた全く別の道を歩いてきたんだろうなと思うと胸が苦しくなった。でもその中で生きてきた。出逢いがあった。だから全部を否定は出来ない、したくないだろうなと思う。これからの人生はどうか思いのまま生きてほしい。幸せであってほしい。
読了日:08月10日 著者:辻村 深月
グリーンピースの秘密 (幻冬舎文庫)グリーンピースの秘密 (幻冬舎文庫)感想
小川糸さんは確か私と同年代だけどなんというかとても豊かな暮らしをされてあるなぁと思った。じっくりこうしっかり地に足の着いたというか。そしてあちらこちらで目にしてきたもの、耳にしてきたもの、口にしてきたものがあるんだなぁと思った。その時その時に心に感じた事。そしてそれを文章にされる才能ともちろん努力もあり作品がうまれているのかなと思った。
読了日:08月07日 著者:小川 糸
声の在りか声の在りか感想
私が思う事、気持ちを代弁してくれる文章があちらこちらにあった。そうそう!わかる!そうなんだよねと。人との付き合い、距離の取り方は難しい。そしてこんな事を思うのは言葉にするのは普通ではないかな変かなと不安になる。まわりばかりが気になる。まわりばかりを気にする。自分が自分では居られなくなる。そう、グループLINEの中ですら気を遣う。神経使うよなあれ。私も自分は自分だと堂々としていられたら。堂々と出来なくてもいい。時にブルブル震えながらもそこに自分のままでいられたらいいな。
読了日:08月01日 著者:寺地 はるな

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