こんにちは!
今日は昨日の続き
でいかにイメージした質感を
(色で)表現していくか、です。
さて、
昨日の記事で出た三要素
に分けて考えていきます。
まずは触感の操作
硬いとか柔らかいとか
これは彩度が中彩度に近いほど柔らかく
見えます。
これがアッシュ、ベージュ系カラーが柔らかく見える理屈かと。
ただ、この中彩度というのが曖昧なのだけれど。
ヘアカラーにおいては明るければ明るいほど
中彩度に近づくと思ってよさそうです。
例外としてブリーチを重ね
あまりにビビッドな髪色にすると
明るくても反対に硬く見えます。
次は比重です。
重いとか軽いとか。
これは明度と茶色の要素の量、です。
この二つは髪の毛の透明感を担っています。
明度は絶対的な色素量なので見た目への
影響は大きい。
茶色の要素量(=茶色っぽさ)
はなかなか測るのが難しいですが
赤さ、黄色さ、適度な濁り
がどれだけあるかです。
同じ明度の髪の毛だと
赤さ、黄色さの少ない寒色系のほうが軽く見えますよ
ってところです。
続いて含水感。
これも透明感で左右されます。
ただ、これが一番やっかいで。
この透明感の明度の部分が
マットさと含水(含油)感とを操作しながら
茶色の要素量が多いほど含水感をだし
茶色の要素量が少ないほど含油感をだす
。
のです。
イメージとして
青光りするほど真っ黒な髪は
明度が低く、茶色っぽさのかけらもないので
油っぽいツヤ感があります。
もうひとつ
ウィッグのようなビビッドな髪は
明度がある程度高くとも茶色っぽさが薄いので
テカっとプラスチックのようなツヤ感があります。
こんなところ。
写真がないとなかなかイメージしにくいのですが
サロンワークがバタバタで
写真を作る暇もなかったので
また改めて写真を添えながら
記事にしていきたいと思います!
では!