錯視を髪でつくる。~ミュラー・リヤー錯視編③~ | 美容室SHIPS 西山直人ブログ(シップス)愛知県.大府市
こんにちは!

では昨日の続き。

これだとAのほうが首が細く見えて素敵になる

ってのが今までの話なのですが

見た目だけだとどうにもBのほうが首がすらっとして見える。。


この理由が"首"という縦のラインに

勝手に視線が縦に誘導されてしまうからなんです。

こういうこと。



この点線が縦版ミュラー・リヤー錯視を生み出して

Aは首が短く

Bは首が長く

なってしまうのです。


一度こう見えてしまうと横のラインを

意識しづらくなってしまいます。


で、ここまでのミュラー・リヤー錯視を利用して

一般に"小顔"効果を生み出せる

髪型作ってみました。

ざっくりなので可愛いかどうかは大目にみてください。

顔の上下左右に「<>」の形を作り

顔全体のサイズを小さく見せながら

首元は縦の「><」で長く、つまり対比で顔を小さく

見せれちゃうんじゃないでしょうか!


こんな風に全箇所に利用する必要はないけれど、

意識すればきっと誰もが小顔になれるはず!


普段巻いたりセットするときに、

美容師さんはカットやパーマ、仕上げの際に

ちょっとだけ意識してみてください!


今日はここまで。

では!