二度と同じ光は戻らない
失くしたものは大きいのに
今の僕には見つけられない
手にしたかったのは小さな光
身の丈にあったささやかな光
それだけでいい

紅い華の蕾が膨らんで
弾け飛びそう
一枚一枚重なり合って
一枚一枚離れていく
寂しくないか
不安じゃないか
いつかは落ちてく運命
寂しさはその時まで
そう呟く紅い華

涙の粒を下さいと
空を見上げて祈った
明日も笑えるように
両手広げて欲しがった
灰色の雨雲がにじり寄る
何も言わずに抱擁を
生ぬるい空気は懐かしい
あの日の僕を呼び醒ます
ここにもなかった あの光
儚く揺らめく 小さな光
追憶の影に 光を探す
握り潰せるほどの光

紅い華の蕾が膨らんで
弾け飛びそう
一枚一枚重なり合って
一枚一枚離れていく
虚しくないか
憐れじゃないか
いつかは朽ちてく運命
ならばその時まで
そう呟く紅い華

手にしたかったのは小さな光
身の丈にあったささやかな光
ここにもなかった あの光
儚く揺らめく 小さな光
追憶の影に 光を探す
握り潰せるほどの光
涙の粒を下さいと
空を見上げて願った
涙の粒を下さいと
両手広げて欲しがった

降り注ぐ光の粒を
浴びて紅い華
悲しく笑う夜が来る
