菊ちゃん、正式譲渡です～！

菊ちゃん、正式譲渡です～！

やったぁーーー！！！

トライアル直後から、「今日の菊ちゃん」 のメールがほぼ毎日届き

細やかに様子を知らせて下さいました。

仮家ではほとんど寝ていた菊ちゃんでしたが、お台所にママさんが立つと

様子を見に行ったり、パパさんの隣でまったりしたり・・・　とっても元気。

そして、すっかり家族の一員の菊ちゃんです。

菊ちゃん、途中２，３日食欲が落ちてご家族を心配させたりした事も

ありました。

14歳でいくつか病気もある菊ちゃんですから、きっとそんな波の繰り返し

なんだと思います。

この時も、早め早めの対応ですぐに元気復活。

ご飯もしっかり食べているそうです。

日々のちょっとした体調の変化にもいつも目を配って下さり、

「菊ちゃん、ホントに本当に良かったね～」 の一言に尽きます。

N様より・・・

菊ちゃんが我が家に来てくれた奇跡の様なご縁を取り持って下さった皆様に

感謝申し上げます。

センターの皆様、菊ちゃんにウェットフードをありがとうございました。

療法食をご支援下さった皆様、菊ちゃんモリモリご飯食べてます。

とっても助かります、ありがとうございます。

年末に体調を崩した日、２日に渡って往診して下さった先生にも。

アグリの会の代表様、会の皆様、ネットの中で応援して下さった皆々様にも。

そしてもうひとつ、お届けの時N様と私で話した事がありました。

「先代の子が突然居なくなって、やり残した事を菊ちゃんに求めているのかも・・・」　と

話されたN様。

そんな覚悟が必要な状態ではなかったのに、先代のワンちゃんとは突然のお別れ

だったそうです。

実は私も同じ思いがありました。

菊ちゃんをセンターにお迎えに行った時、分かってたのは14歳プードルのオス。

そして、私の前に来た菊ちゃんは真っ白な子でした。

私がお預かりした子で白い子は２頭だけ。

菊ちゃんと今はお空にいる順平。

順平はあの時１０歳くらい、今生きていたらちょうど菊ちゃんの歳くらいです。

順平も検査で行った大学病院で緊急手術になり、そのままお空に行ってしまいました。

「まだ何にもしてないよ」 ずっとそんな想いがあった私の前に来た菊ちゃん。

いろいろ病気がある事も分かり、譲渡は難しいだろう・・　

このまま私が看取ればいい。

私は私で、順平にやり残した事を菊ちゃんにしてあげよう。

そんな想いで積極的に里親募集サイトにも出していませんでした。

そんな時に来たアンケートでした。

菊ちゃんくらい家に居ても問題ない・・・。　そんな私の想いと、

命の限りのある子だからこそ、自分の元で過ごさせたい・・・。

想いは全く違うものだし、私は菊ちゃんにとっても申し訳ない事をしようとしていたんです。

それを教えてくれたのが順平。

助からないかも知れないけど諦めないで引き出そう・・　と、

センターから順平が我が家にやって来たのが、４年前の１１月２８日。

菊ちゃんが気になりながらも踏み出せなかったN様が、

アンケートを送って下さったのも、１１月２８日。

勝手な想いですけど、順平がN様の背中を押してくれたんだと思います。

そして、どんな子でも諦めてはいけないと。

また自分みたいな病気の子や、菊ちゃんみたいな高齢の子が居たら迷わず

手を差し伸べてと私に教えてくれたんだと思います。

そんなお話をお届けの時にN様としました。

N様のメールの最後に・・・

皆様から頂いたご縁を大切に、

いつか、まきさんの順平君と我が家の先代犬ジャックがお迎えに来る日まで、

このまま菊ちゃんをお預かりさせて頂けますでしょうか。

こんなご家族の愛が菊ちゃんに伝わらない訳がない。

菊ちゃんのお顔が本当に幸せそうでしょ。

N様、ご家族、どうぞ菊ちゃんをよろしくお願いします。

本当にこのご縁を心から感謝致します。

皆さま、菊ちゃんの応援をありがとうございました。

菊ちゃんは優しいご家族に囲まれて、これからまだまだ幸せになります。

菊ちゃんーーー！　絶対長生きするんだよーーー！！！