前回の基本編を踏まえた上で、生活編を解説しよう。ある程度ゲームに慣れから読んでもokだが、攻略に役立つお得な情報は満載だ。
仕事について
簡単な仕事でも評判はしっかり上がる
NPCは色んな仕事を提示してくるが、よく考えてから受けた方が良いモノや、失敗を前提として受けた方が良いモノもある。
xxを持ってきて欲しい系
納品に時間制限はないため、基本的には受けていい。ただし、納品が完了する前に依頼主が死んでしまうと失敗になる。放浪癖のあるnpcは特に死にやすい。xxの肉系は注意が必要。肉は入手から３日程度で腐るからだ。(そして苦労の割に報酬が見合わないことも多い)
小包を◯◯に届けて欲しい系
ランダムな重さの小包を預かり、他の地域にいるnpcに届けに行く仕事。
完了前に届け先が倒れると失敗になる。預かった荷物を開封しても失敗になる。やるつもりなら早めに向かおう。
序盤では特に有効な選択肢がある。それは預かった荷物をその場で開封してしまい、中身をネコババすることだ。少々の評判と引き換えに、ランダムで弾薬や食料等を補充できる。依頼主の眼の前でやっても怒られはしない。
ミュータントを駆除して欲しい系
即決で受けていい。原因が何であれ、対象の動物が倒れたら完了。勝手にやられることが多いため、なかなかラクショーである。(アノマリーに引っ掛かったり、他のNPC勢力に倒されたり)
ただし、いつまでも倒されなかったからと言って、自分から狩りに行くのは注意が必要。とんでもなく強いヤツと出くわす可能性があるからだ。最低限逃げられる準備はして行こう。
xxを暗殺してこい系
人型NPCはアノマリーに引っかからないため、勝手には倒れにくい。
特に暗殺場所には注意。
動物と違って人間npcは、エリアを跨いで移動する可能性がある。レッドフォレスト等の危険地帯に行かれると、序盤では手が出せなくなったりすることもある。
何人かの取り巻きを伴っていることがあり、苦戦する可能性有り。高倍率サイトのついたスナイパーライフルで、遠方からヘッドショットを決められれば楽に終わる。取り巻きを放置してヅラかるのも手だ。
xx時間以内に〇〇へ連れていって欲しい系
報酬は見合わないことが多いが、失敗を前提に受けて良い。時間に遅れると報酬が減額される。
エスコート対象が死ぬと失敗になるが、彼らを護衛役兼荷物持ちとして使うのは非常に有効だ。
荷物を預けたまま仕事を完了すると、そのままパクられるので注意。
仕事の報酬、隠しスタッシュについて
分かりづらいところにスタッシュは隠されている。根気よく探そう。
仕事をいくつか完了していると、ボーナスで隠しスタッシュの場所を教えてくれることがある。
PDAのマップ全域からランダムで、どこかに緑色の箱マークが表示される。隠された箱の中身は、良いものが入っているとは限らないが、近くであれば探しに行ってみる価値はある。稀にアーティファクトが入ってることもあるため、念の為に鉛容器を持って行くと良い。
PDA地図上に表示される隠しスタッシュ。ピンク色の物は貴重
稀にピンク色の隠しスタッシュがマップに表示されることがある。そのスタッシュには確定でツール類が入っている。アイテムの自作に必要な他、街のメカニックやドクターが欲しがるアイテムなので、優先的に回収に行きたい。
もう一つの隠しアイテム
左手にRF受信機を持ったまま、右or左クリックで周波数を変えられる。操作するときは右手を空けよう。
アイテムのRF受信機を持っている必要がある。
いくつかの仕事を完了後、時々PDAにメッセージとして、〇〇の北側、周波数は235hz…等の文章が届くことがある。これは隠しアイテムの場所を教えてくれているモノ。
PDAのメッセージ項目にざっくりとしたヒントが届く
隠しスタッシュよりも曖昧なヒントだが、やる価値はある。現場付近に着いたら、RF受信機を左手に装備して周波数を合わせる。アイテムが近くにある場合は信号を受信し、音で教えてくれる。アイテムがより近くなれば信号が強くなり、音の間隔も短くなっていく。これを頼りにアイテムを見つけられるようになっている。
ちょっと難易度は高いが、宝探し気分に挑戦してみるのも良いだろう。序盤は危険地帯は避けた方が良いが。
食事について
空腹度と脱水度
両方とも時間や行動などでゲージが減少していき、一定間隔で脱水症状等の状態異常に掛かる。
視界がボヤケたり、スタミナの回復にペナルティーが掛かったり、体力値が減少したり…。
お腹が空いたら直ぐに食べれば良いだけなのだが、それが結構大変である。
まず、食料や水をトレーダーから買うのは痛い出費になる。出来れば自給自足しよう。
肉はそのまま焼いて食べても良いが、毒が抜け切っていないため、放射能汚染や毒の対処の必要がある。(焚き火の側で肉を右クリック。調理器具不要)
焼いただけの肉には毒がある。食べたらこれも服用しよう。
調理器具とお酒を使って美味しく調理するメリット
軍用飯ごう等の調理器具の他、火起こし用にマッチが必要。肉によって必要な料理酒が変わる。
調理の一例
フレッシュの肉は体力値が徐々に回復する。IFAKが貴重な序盤は特に重宝するだろう。
ボアの肉はしばらく所持重量にボーナスが付く。結果として歩行速度が改善されたり、スタミナ回復に余裕が出来る。
酒を使って調理した肉はカロリー量が上がる他、放射能汚染や食中毒も消えるため一石四鳥である。但し調理済みでも5日程度で腐るので、勿体ぶらずに消費する。
水の入手には空の水筒が必要
飲み水は街にある水ポンプや、周辺の水溜り等から水筒で掬い取ることができる。そのまま飲むと毒なので、浄化剤を入れよう。浄化剤は街のドクターが売っている。
水筒と浄化剤は常に携帯しておきたい。
トレーダーが売っているパンや缶詰等は腐ることが無い(事になっている)ため、いつ食べても良い。肉が手に入らなかった時の保険として使える。重量は馬鹿にならないので少量に留めておこう。
鹵獲した装備を使う
入手した装備は大抵ボロボロの状態で、そのままでは使い物にならない。武器は大体一発撃っただけで給弾不良を起こす。防具は性能が低下しすぎてその役割を果たしていない。価値が低すぎてトレーダーに売ることも出来ない。せいぜい弾倉に残った弾を抜き取れるだけの、タダのゴミである。
街のメカニックに頼んで修理に出す…のは高いので、作業台を借りよう。余剰パーツや素材があれば交換することが出来る。
武器の修理について
壊れた装備は使い物にならない
武器はフィールドストリップを行うことで、パーツを抜き取ることができる。これにより良パーツ(耐久値60%以上が目安)を手元に残し、別の武器に使うことが出来る。良パーツはやすり、マルチツール、ラムロッドなどを使えば安く修理出来る。
パーツの修理、装備の分解に使えるマルチツールは早めに入手したい。
銃によって異なるが、バレルやトリガーメカニズム等の一部のパーツは、マルチツールを使っての分解でしか手に入らないことがある。(分解された武器は無くなる)つまり、それらのパーツが状態が良い銃は、修理のベースに使えば楽をできるかもしれない。
クリーニングキットは武器本体に装着済みのパーツを修理できる。武器を右クリック、補修部品を選ぶ。
どんな銃を修理したら良いか判らない…？
好みで！と言いたいが、強いて言うならば…
まずは汎用性の高いアサルトライフルを確保したい。ＡＫ74系のライフルは、似たような兄弟が多いのでパーツを見つけやすく、長く使える。遠距離戦に対応できる様に、照準器が取り付けられるモノをベースにしたい。
どんなアタッチメントが付けられるか確認しておこう。照準器が装着出来ない武器も多い
動物退治向けの武器も欲しい。最初はチューブマガジン式のショットガンが良いと思われる。装填数が8発のものがあれば、長く使えるだろう。
動物系にショットガンは最適
この二種を足掛かりに色々試してみるのも良いし、お金を貯めてトレーダーから武器や防具を仕入れるのも良いだろう。
防具について
他勢力のアーマーも着れる。変装する気が無い場合はパッチを外しておこう
防具選びは耐性値やベルトスロット、マガジンポケット数等の兼ね合いが難しく、好みに寄る部分も大きい。
値段が高く、銃弾又は裂傷耐性重視のもの、かつ重鎧のものは間違いがない選択になりやすい。重鎧は名前の通り重く、移動速度にペナルティーが掛かるものの、efpのレベルアップシステムで補うことが出来る。
ベルトスロットが多いものも良い。稀に入手できるアーティファクトには「防具はアーティファクトの入れ物」と言わんばかりの強力な効果を持つ物がある。それらを多く装備出来るものは、総合的に強くなりやすい。
アーティファクトの代わりに、動物の皮をベルトスロットに入れてもいい。
代表的で強力なアーティファクトはGravi。銃弾耐性15%は非常に強力な上、防具のように耐久度低下によるダメージ耐性の劣化もない。放射線対策を施した上で、ふたつくらい入手できればかなり強い。
爆発耐性…モノリス兵等、NPC勢力の強い個体の中には、積極的にグレネードを投げる奴がいる。無対策では即死しかねない上に、避けるのは困難なのであればあるほど良い。
電撃、炎、衝撃…属性耐性の高いものは、戦闘ではほとんど役に立たないものの、アノマリー密集地帯で行動する場合や、アーティファクトを捜索したい時に心強い。
放射線耐性…あればあるほど旅が楽になる。が、即死しやすい他の耐性を優先して低くなりやすい。薬品で補いやすいので尚更である。
化学耐性…一部のケミカル系アノマリーは避けるのが困難。というかアノマリー測定装置が反応しないヤツがあり、割と喰らいやすい。ダメージもかなり痛いので放射線耐性よりは需要がある。
精神耐性…とあるアイテムを入手することで、精神汚染地帯を安全に通れるようになる。つまり不要…と思いきや、雑魚敵からちょっと精神汚染されるだけではげしく目眩を起こすので、耐性は無駄にはならない。
特にコントローラーからの精神攻撃は、野外では回避不能なケースも多い。何発耐えられるかで生死を分けることもある。
インサートの有無
防弾性能の低いスーツには大抵、プレートを入れるためのスロットがある。各種防弾プレートは、対応する貫通力をもつ銃弾を無効化してくれる他、耐性も上げてくれる。高価で重く、すぐ壊れるのがネック。死ぬことが許されないアイアンマンモードでは特に役に立つ。
重くてすぐに壊れるが、強力なアイテム。
防具の修理について
スーツは対応する素材に応じた裁縫セットや修理キット使用、あるいは素材そのものを交換（要作業台）で修理が行える。10%程度…少し耐久性が落ちただけで大きく性能が低下する。こまめなメンテナンスが重要。なるべく新品状態を保ちたい。このゲーム最大の金食い虫である。
防具の種類によって使える裁縫セットが異なる
防具が壊れたままで冒険に出るのは危険。可能な限り自力で修理した上で、街のメカニックに頼めば費用を抑えられるだろう。
頭防具は対応する接着剤でペタペタ修理するだけで良い。比較的安くて簡単。ヘッドショットで即死したく無ければ、スーツと同じくメンテナンスはこまめに行おう。
頭防具の修理に向く接着剤
改造について
武器防具共通で重要なのが改造だ。軽量化改造は最優先で行いたい。
武器はサイズが小さくて、連射が早いモノほど摩耗が早い傾向にある。お気に入りは信頼性向上の改造をしていくと、修理の手間と費用が抑えられる。
連射速度アップは手軽に火力を強化出来る。しかしフルオート武器は無駄弾が増える。無駄になった分だけ弾薬代が余計にかかったり、摩耗を早めたり、リロードの隙が増えたり…と、デメリットも大きいので注意が必要。一人、二人…頑張って数人倒せれば、後は弾切れで死んでも良い対戦型fpsでは問題無いかもしれないが…
メカニックへの依頼は費用が掛かるが、ツール類が無くてもある程度改造してもらえる。
防具はスロット拡張の改造を優先したい。
それ以外はプレイスタイル次第だが…
裂傷、炎、電撃耐性は0に近いと、体力満タンでも即死する攻撃やアノマリーが増えていく。バランスよく耐性を改造するのも良いだろう。ちなみに電撃耐性は、強くて重い防具ほど低い値になりやすい。特に強化外骨格系の防具が顕著。
防弾耐性の改造は、他よりも上がり幅が低く、元々の耐性値が低い防具ほど改造の恩恵も薄い。
自分専用の作業台の設置
レンタルの作業台は有料で、５分間しか使えない
こつこつ仕事をこなし、充分な資金が貯まり、ツール類が揃ってきたら自分専用の作業台導入をしていきたい。
作業台とツール、レシピと材料さえあれば好きな弾薬を量産出来るし、各種ガジェットの作成やアップグレード、修理や改造もより楽になる。薬品も作り放題だ。
作業台の入手先だが、ゲーム開始初期状態では販売されていない。個人友好度が高い(1000ほど)勢力の拠点トレーダーから買うことができる。
各勢力の友好度はPDAから確認できる。
なかなか高額で、評判を上げるのも苦労する。しかし、使えば使うほど資金の節約になるので、すぐに報われることだろう。作業台導入をもって、初心者卒業と言える。
作業台自体が１５０ｋｇ分の倉庫としても使えるが、アイテムが増えてきたらスタッシュを買うといいだろう。
地面に設置すれば、倉庫として使える。誰かにパクられることはない
今回もとても長くなってしまった。それでも特に重要な知識、情報のみを掲載した。なるべくネタバレを抑えたが、次回以降はより詳しい情報を記事にしたいと思う。
それではまた次回まで・・・good hunting... stalker !