大好物のULアルコールバーナー

小さいもの偏愛者の私が前々から気になっていたのがエバニューのブルーノートです。ショップで何度も実物を手に取り、エバニューのHPで使い方や特徴を確認しました。小さなアルコールストーブなので一回の燃焼で沸かせるお湯は300ccと限られておりカップ麺のお湯を作るのにも頼りなく、実用性に欠けそうだということで見送り続けてきたのがなんとなくお正月気分で購入してしまいました。

 

  

●ストーブ

寸法:φ50mm × h32mm

重量:13.5g

●プレート

寸法:φ62mm × h7mm

重量:7g

*アルミニウム

 

本品はストーブ本体とプレヒート用のプレート(受け皿)がセットになっています。使い方は本体に15ccの燃料用アルコールを入れ、プレートの外側の溝にもアルコールを滴下します。プレートの溝に溜まったアルコールに着火すると本体が温まり気化・燃焼を促進するということです。

 

試しに屋外で使用してみました。プレートに着火をするとものの数秒で本体の外側の穴から花びらのような青い幻想的な炎が上がります。ブルーノートはストーブ本体に鍋やカップを乗せます。今回はシェラカップに約200ccの水を入れてかけてみました。数分後アルコールがなくなると突然プツッと火が消えます。この時点でシェラカップのお湯はあらかた沸いていました。なるほど、コーヒー一杯分のお湯は問題なく沸かせそうですがカップ麺のお湯の量は少し厳しいかもしれません。

  

 

私はソロキャンプでお茶を淹れるためにガスバーナーを持参しますが、それをブルーノートに置き換えるのはありかもしれません。アルコールを量って入れたり、プレヒート用に滴下したりと暗い中でやるのは少々面倒ではありますがそうやって手をかけてお茶を淹れるのも悪くないかもしれません。

 

ブルーノートは横から炎が出るので風にはめっぽう弱く風防が必須です。私はエバニューのTi 9g Windshieldを購入しました。これはチタンの細長い薄板を輪っかにして使います。同じくエバニューのTi570FD Cup の内側にぴったりと収まるようにできており、さすがエバニュー、UL・コンパクト収納に抜かりはありません。