本格登山用テント

モンベルのクロノスキャビン2を使用しています。リビングスペースとしての大き目なキャノピーを備え、それを閉じればそこそこの前室になり、チェアでもテーブルでも収まりとても便利です。ただ設営・撤収がやや面倒で、収納寸法が大きめなので、小回りの利くテントが一つ欲しいと思っていました。

 

いずれ徒歩キャンプや、もし叶うなら、登山を再びやってみたい、との望みもあり、思い切ってステラリッジをチョイス。収納サイズ・重量的には2型でも大差がなく室内幅が40センチ広くなるので大いに悩みました。が、大体テントは寝るだけであるし、ゆったり過ごしたいときはクロノスキャピンを使えばいいということで1型にしました。ちょっとストイックっぽいところが粋な気がします。

 

室内寸法:2100mm×900mm 高さ105mm

収納寸法:φ135mm×290mm ポール φ50mm×410mm

重量:1.34kg (フライシート、ペグ、張り綱含む)

 

横幅900mmの狭い辺に出入口があるのでまるで茶室の躙り口です。一番高い所で1メートルちょっとで、ズボンのはき替えなどは相当難儀します。それでも入ってしまえばちゃんと横たわれ、左右に多少は物を置けます。狭いのはそれはそれで落ち着く感じがします。閉所恐怖症の人は無理でしょうが。前室は三角形の最小限。靴と小テーブル、こまごましたものを収めたらいっぱいです。

  

 

このテントは冬山も行ける本格登山テントで剛性抜群、ポールは信頼のDAC製。吊り下げ式構造で設営がきわめて容易です。収納寸法はかなり小さく、フライ、グランドシートまで収めてもコンパクト。基本性能の高さもさることながら、私の『荷物は小さく』のモットーにピッタリです。

  

 

このテントがとても気に入って、このところたて続けに使っています。キャンプ場ではお洒落なワンポールテントや、カッコいいパップテントなどが花盛り。流行りはカーキやサンドベージュ、グレーなどのタクティカル系で、そんな中でこの小さなテントの黄色は割合に目立ちます。

 

私は装備品がほとんどなく、友人にテントとその周辺の写真を送ったら「野宿みたいっすね」と言われてしまいました。それでも満喫しているのであります。