【道具 #99】Montagna コンパクトファイヤースタンド
ニンジャファイヤースタンドソロの替えメッシュが品切れで私が愛用しているパーゴワークスのニンジャファイヤースタンドソロの火床メッシュが度重なる使用で劣化し、使うたびに穴やヒビ割れが増え、また大きく広がっています。安全性の面からもそろそろ限界が近いと感じ、替えメッシュを購入しようとネットショップやパーゴワークスのHPを見に行ったところどこも品切れでした。そこで、自作をしようと材料を探しにホームセンターに行ったものの、ここまで細かいメッシュは売っておらず断念。他のメッシュ焚き火台の替えメッシュで類似寸法のものがないか探していたところ、なんと、寸法がほぼ同じのカバー品?バッタもの?が販売されていました。ニンジャの替えメッシュは3,300円、この焚き火台はセットで約1,500円。丸ごと買って半額です。とりあえず正規品の替えメッシュが出るまで、つなぎでこのメッシュを代用しようと購入しました。この話にはオチがあり、この焚き火台を購入してすぐにパーゴワークスからメッシュ入荷の連絡メールがあり、そちらを改めて購入。もう少し待てば余計な出費をしないで済んだのに・・・組立寸法:360mm×265mm 高さ250mm収納寸法:390mm×190mm重量:420g相違点は、ニンジャは足の部分と支柱が別体の組み立て式に対して、Montagnaは支柱のパイプと足が溶接された一体構造になっています。組み立てのSTEPが一つ少ない代わりに収納サイズが大きくなっています。全体の高さはほぼ同じですが火床の位置がMontagnaの方が低く、火から地面の距離が小さく、調理時には火からクッカーの距離が大きいということになります。じっくり調理したい時などはこちらの方が向く一方で芝生サイトなどでは地面へのダメージが懸念されます。またメッシュはオリジナルのニンジャの方が細かいメッシュでした。各部材の造りに関してはやはりMontagnaは粗雑で、溶接がずれていたり、上部の横棒に大きなバリがあり、パイプに挿入ができず削る羽目になかったり。おそらく耐久性もオリジナルよりは低いと推測されます。とはいえ、替えメッシュだけで3,300円もするニンジャと比較するときわめて安価。コスパが良い焚火調理が可能な軽量コンパクトなソロ焚火台であることに間違いはありません。使用頻度がさほど高くなく、ブランドにこだわらない向きにはいい選択ではないでしょうか。