ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

 また更新が滞ってしまいました。何しろ、想像を絶する恐ろしい体験をして、ブログを書くどころではなかったもので。猫の糞尿臭をまき散らすお向かいさんの息子が、飼い猫に包丁を突き立てようとしたのです。

 

 以前も書いた通り、温度と湿度の上昇にともなって、お向かいさんから再び糞尿臭いが漏れ出てくるようになりました。よく観察すると二、三日に一回なんですよ。恐らく、その間隔で猫トイレの始末をしているのでしょう。

 

 三日目に最高潮に達して豚小屋状態になると、次の日は臭いが消えてホッとするのですが、翌日にはまた臭いが出てきて、ということの繰り返し。梅雨に入って雨も多く、内廊下の窓を締め切ってしまうから、もう大変です。

 

 少し前にたまたま息子さん(60歳ぐらい)に会ったので、こまめに替えてくれるようにお願いしました。でも状況が変わらないし、お母さん(90歳ぐらい)に話が伝わっていないのではと考え、手紙を書きました。毎日替えてくれると助かりますという、ていねいな文面です。

 

 それでも相変わらずなので、管理組合理事長に頼んだのです。そこで理事長が来てくれて、玄関先で話をしていました。でもその話は短時間で、あとは他の話でした。すると、いきなり向かい側の戸が開いて、息子さんが登場しました。左手に猫、右手に包丁を持って!

 

 猫と包丁ですよ。そしていきなり、「こいつを殺せばいいのか」と言って、猫に包丁を突き立てようとしたのです。私は驚いて声も出ませんでした。心臓がバクバクいう音が自分でも聞こえました。

 

 私と理事長は必死で、それを止めました。かわいそうに、異変を感じたのか猫はにゃあにゃあ泣き、さらに包丁を握る手に力を込める息子さんに、私は訴えました。

 

 トイレの始末さえ毎日してもらえば、何の問題もない。猫はかわいいし、お母さんはうちの犬を可愛がってくれるし、お宅とは仲良くやっていきたいと。

 

 息子さんは「このマンションの構造のせいだ」と言っていましたが、それはタバコのの臭い。換気扇から入ってくると、私が手紙に書いたのです。

 

 しばらくして、息子さんはやっと家の中に戻っていきましたけど、心臓が止まりそうとはこのことです。理事長も本当に驚いて、二人で「いきなり、あんな極端なことをするなんて普通じゃない」と驚きを話し合いました。

 

 それからというもの、向かい側にああいう人間がいることが恐ろしく、外に出る時はまず戸の穴から外を確認し、そうっと出る始末。

 

 廊下に面している部屋で寝るのも怖くて、悪夢を見てしまうという日々でした。最近やっと落ちついてきたのですが、今回のことで、ある事実がわかったのです。続きは次回。