少し前、テレビ番組で「若さを保つ方法」についての話題があり、その一つに「ちょくちょく美容院に行くこと」という項目がありました。ま、誰でもたいてい月に一度は行くでしょうが。
美容院に行くという行為には、きれいになりたいという気持ちと、きれいになれるという期待感があり、さらに美容師さんとおしゃべりしたりして、楽しいひと時を過ごせるからだそうです。
なるほどね。ただ私の場合、美容院に行くのがあまり楽しくないのです。理由の大半は、担当の美容師さんにあります。中年の男性で、あまり楽しくない人なのです。中年の男性が全て、楽しくない人だとは限りません。でも私の担当美容師さんに限っては、楽しくない人です。
まず雑談ができない。もちろん美容師さんに話しかけられたくない、あまり話したくないという人もいるでしょう。でも、それと気づまりとは違います。その美容師さんは、特に話す必要を感じていないらしく、話しかけにくい雰囲気があります。別にこちらも、特に話したいわけではないとはいえ。
そして、美容師として確固たる信念を持っているようです。それは人間として大切なことですが、こちらの希望も受け入れてくれないと困ります。例えば、パーマは弱い方がいいという信念を持っているらしく、かけてもらっても一ヶ月ぐらいしか持ちません。
私も本当は、二ヶ月に一度ぐらいはパーマをかけたいのですが、そんなぜいたくはできないので三ヶ月に一度です。そう言っているのに、いつも二ヶ月持たない。だから、パーマをかけるのに1時間かかりません。
それなら、なぜそこに通っているのか。そして、一ヶ月ぶりに行ったその美容院で起きていた、驚くべき変化とは。長くなるので続きは次回。
