昨日の演奏ビデオ | 主夫の、-Villa-

昨日の演奏ビデオ

昨日の演奏ビデオを編集するために、
ビデオカメラからデータをPCにコピーした。

実を言うと、昨日の演奏には参加していないのだ。
どうしても外せない仕事があって出演できなかったのだ。

だから、どんな演奏だったのかは全く知らない。
データを転送してからプレビューをした。

最近のビデオカメラは便利だね。
HDDかDVDなので、PCへのデータ転送はあっという間。
テープだとキャプチャー入力だから、
録画時間と同じだけ時間が掛かっていた。

あるフェスティバルの出前演奏なのだが、
野外演奏なので、音が飛散している。

しかも、参加者がいつもより若干少ないので、
音の厚みがない。

だけど、弦ベースさんが参加していたので、
低音の響きはバッチリだった。

演奏曲は全部で7曲。
いつもより多め。

なのに、参加した人数が少ないので、
楽器の持ち替えやパーカスの移動などで、
予想外に曲と曲の間に時間が掛かる。
MC役がヒーヒーしている様子が映し出されていた。


さて、今回は次男の話である。

遂に、次男はトロンボーンでデビューしたのである。
曲目は「崖の上のポニョ」だった。

土曜日の練習で初めて合奏に参加し、
日曜日の本番である。

多少は練習していたが、オクターブも出てない。
それでも「楽団員の後押し」というより
みんなに背中を押されて、無理やり本番に出たのである。

「本番でやらないと、伸びない!」

渋々ではなくて、みんなにチヤホヤされて、
その気になった次男である。

次男がトロンボーンを構えて映っているビデオを見ながら、
「ここは吹けたよ」
「ここは出来なかった」
「ここは吹きマネ」
などと説明してくれた。

吹けないから音が出ないし、出せない。
音が出せないのに、ステージに居るという焦燥感。

「もっと練習して吹けるようになりたいと思った?」
僕がそう訊くと、次男はコクリとうなづいた。
「大丈夫。お父さんも最初はそうだった」
その言葉に、次男はやっと笑ってくれた。
「ちゃんと練習すれば、出来るようになるよ」
そう僕が言うと、次男はニッコリとうなづいた。

次回の練習からは、しばらくは基礎練習だな。

恐らく春まで演奏会はないから、
十分に練習してカッコいい姿を見せられるといいね。

ゆっくりでもいい、ジックリ頑張れ、次男!